先日観た「アース」について、ちょっとだけ。


「アース」は、北極に生息するホッキョクグマが、穴の中から、外の雪の世界へ出てくるところから始まります。
母親グマが子グマを連れて雪の上を歩いていく姿、
そして、父親グマが食糧であるアザラシを捕るため氷の上を歩いていく姿が映し出されます。

その後、過酷な自然の中で生きていく様々な動物たちが登場するのですが、
映画のラストでは、再び、氷の上を歩くホッキョクグマの姿が。

現在は地球温暖化の影響で、北極の氷が溶ける時期が早くなっているため、
氷の上を歩いて移動しながら食糧を捕獲するホッキョクグマは、狩りができなくなっているそうです。

溶けて割れだした氷にしがみつきながら泳ぐホッキョクグマの姿を見て、切ない気持ちになりました。

そのクマは、空腹のまま泳ぎ着いた岸辺で、
自分の体と同じくらいの大きさのセイウチに噛みつき、なんとか仕留めようとしていましたが、
狩りは失敗に終わりました。

本来、ホッキョクグマは、セイウチに襲いかかるようなことはしないらしいので、
このときは、それほど追いつめられた状況だったのだそうです。

狩りができなかったクマのその後は・・・。

セイウチの群れの前に、力無く横たわりました。


このまま地球温暖化が進むと、2030年には、ホッキョクグマは絶滅するかもしれないそうです。


ホッキョクグマだけじゃなく、ほかの生き物や、人間や、地球のために、何ができるんだろう。
素直にそう思える映画でした。


地球を見たことがない昔の人と、見たことがある現代人では、
意識の差がとてもあるはずなのに、
みんな、わりあい、ぼんやりしている。
というような詩があって、
(この詩は映画とは関係ありません。私が以前、新聞で読んだものです。)
それを読んだとき、ああ、そうだ、と思いました。

地球はこんなに美しいのにね。