2005年、アメリカ。123分。

監督:サム・メンデス。

中東へと派兵された海兵隊員アンソニー・スオフォードの
湾岸戦争体験記「ジャーヘッド/アメリカ海兵隊員の告白」が原作。


1989年、海兵隊に志願し、
狙撃手として湾岸戦争下のイラクに派遣された
18歳の青年が主人公。

演じるのは、とても18歳には見えない、ジェイク・ギレンホール。

体できあがってるし、どう若く見たって20代半ばやろ~。
というか、うちには、同年代(30歳過ぎ・・・)に見えるんやけど。。

えっ、アメリカの18歳って、あんな感じなのかな??(そんなわけないよねぇ~)


この作品、ひとことで言うと、ちまきとしては面白かった!

けど、この監督の「アメリカン・ビューティー」がダメだった人には、
きっとこれもダメだろうなあ・・・と思います。


物語はこれといって盛り上がりもないまま進むけど、
ちまきのツボに入るシーンがいくつもあって、
ところどころ笑いながら、退屈せずに観られました。


劇中、CBSニュースで、
イラクのクウェート侵攻を告げる映像が流れる、という、
緊張感漂う静かなシーンに、
聞き覚えのある、ワーグナーの音楽がかぶってきて・・・
「いや、ここで流れるなんて、まさかね・・・」と思ったら、
なんと、その直後のシーンでは、
海兵隊員達が大勢いる映写室で、
映画「地獄の黙示録」の、
ワーグナー“ワルキューレの騎行”を大音量で流しながら
ヘリからの攻撃を行うシーンを観て、
皆で音楽に合わせて大合唱して、大騒ぎ。。

ああ、やっぱり・・・と、
思わず笑ってしまいました。


滑稽さと皮肉さを前面に出した内容なので、
好き嫌いが分かれると思うので、お薦めはしないけど、
こういう現実もあったということを知るには、なかなか面白い作品だと思います。



ちまき評(☆5つで評価)

・音楽・・・☆☆☆☆
   (当時に流行った音楽が劇中で流れて、洋楽好きだったちまきとしては、懐かしかった!
    あと、ベトナム戦争時に流行った音楽もちらりと流れたりもします。
    それ以外のオリジナルの音楽も効果的で良かったです。)

・ジェイク・ギレンホール・・・☆☆☆☆
   (この俳優さん、今まで好きじゃなかったけど、この作品では良かったです。
    いい体してるしね(笑)。    
    でも、劇中ずっと坊主頭だったこの人が、映画のラストでは髪を生やしていて、
    「ああ、やっぱりダメだ・・・」と思った。
    ということは、うちがダメなのは、この人の毛髪?
    ちなみに、「ブロークバックマウンテン」での彼も、どうも受けつけなかった・・・。
    カウボーイの格好もイマイチ似合ってなかったからか?
    というわけで、結論は、この人は半裸で坊主頭の方がカッコイイ。
    いや、別に半裸じゃなくていいか。)

・映画に対する愛・・・☆☆☆☆
   (劇中での「地獄の黙示録」の上映シーンにしてもそうだし、
    神経ガスを遮断するマスクを装着してダースベイダーの物真似をするシーンなど、
    映画に関する知識があると、より楽しめると思います。)