
東京在住、日本語キューバラテンデュオ。2010年に彼らと(ちゃんと)出会ってから、いわゆるラテンミュージックに興味を持ち、そう呼ばれるミュージシャンのライブを10組ぐらいみたのだが、どれもピンと来なかった。確かにどのミュージシャンも演奏技術が高く、リズム感も安定していて、場の雰囲気を盛り上げようとする才能に長けているのだが、なんというか、何かが物足りない。それを言葉でどう表現してよいのか分からないが、無理やりいえば「独自の視点」なのかと。例えば「ラブアンドピース」を歌うミュージシャンや曲は山ほどあるが、どれもこれも似たり寄ったり。この現象は作り手の「こういうのを作っておけばいいんでしょ」と聴き手の「こういうの聴いといたらいいんでしょ」という力学が働き、その土壌を音楽業界ががっちりと固めている昨今の市場が象徴的だ。「ラブアンドピース」という思想自体は僕は嫌いじゃないけど、「ラブ」とか「愛している」とかというコトバを使わないとそのことを表現できないのは違うでしょう。すべてが「簡略化」され、作り手も聴き手も半ば「思考停止」しているような状況は危険です。そこまでは言ってないかもしれないが、昨今のメインストリームの音楽市場の状況はひどいので何とかしたいです。いずれにしても、メリー☆チャンが好いです。
そして彼らの新曲「日当たり良好」がよかった☆ボサノヴァっぽいシンプルなリズムの中に「実家から送られて来た夏みかんをほお張りながら、あなたのことを想ってます」という歌詞が素敵だ。即効性はないがじわじわと効いてくる。夏みかんを通じての「ラブアンドピース」だ。
音源があるかどうかは分からないが、できればぜひライブに行って聴いてみてほしい
メリー☆チャンとは
5月に東京某所でだるそんで一緒にライブします
また詳細おしらせします