暗い森の中。
私は走っていた。
周りにも私と同じように走っている人がいる。
周りの人たちが誰かはすぐにわかった。
本当によく知っている友達だ。
全部で私も入れて20名。
必死で一生懸命…
逃げている。
後ろの方から、得体の知れない黒く大きな影が走ってくるのだ。
そいつの目的も私はすぐにわかった。
私たちを殺そうとしているのだ。
殺されたくない!
みんな必死で逃げる。
木々は真っ黒で、まるで影絵だ。
その合間を縫って私は走る。
しかし、友人たちはどんどん私ともう一人の友達を引き離していく。
このままじゃヤバい!
走って逃げることに限界を感じ、私は決断した。
隠れよう…
ザッと私ともう一人の友達は大きな木の根が突きだした所の影に滑り込んだ。
しかし、すぐに追跡者は私達に気がついた。
その瞬間、友達は私を置いて逃げ出した。
私はもう直感していた。
殺される…
黒い影が私に覆い被さるように迫ってきた。
殺される…
殺される…
殺される…
ただ殺されるだけ…?
嫌だ!!!
ただで殺されてやるわけにはいかない!
ガッ!
私はあらんかぎりの力でそいつに噛みついた…
現実に帰ると、私は毛布にあらんかぎりの力で噛みついていた。
隣が人じゃなくて本当に良かったと思う(笑)