久しぶりのトラックバックです。
テーマは「手にはめる指輪にまつわるエピソード」
今回は母上の話。
うちでは昔、犬を飼っておりました。
雑種で中くらいのサイズだったのですが、これが異常に怪力の暴れん坊でした(^^;)。
コンクリブロックに括りつけてても、それを引きずりながらどんどん歩き出しちゃうくらい。
そんな犬の散歩中(だったかな?)ちょっと気になるものがあってか、母上は近くのポールに犬のリードを括りつけて足元の何かをモソモソしてました。
すると犬が急に動き出し、母上の前に割り込んできました。
そしてリードは傍にあった大きな石にからみ、そしてそれをもろともしない犬がさらに引っ張るものだから、ぐらりと石が動き・・
なんと足元をいじっていた母上の左手の上に!!
「いたーー!!」
石の大きさは人の頭二つ分くらい。幸い石は不恰好な自然石。足元もいわばでゴツゴツしてたので挟まれてペチャンコという事態は避けられましたが、それでも一本の指に激痛が走りました。
転がった岩はすぐにどかすことができましたが、なにしろ大石。
良くて骨折。最悪ちぎれてる事も覚悟しました。
しかし恐る恐る見た指はちゃんと普通にくっついていました。
あれ?
痛みを訴える薬指を見てみると、不恰好に折れ曲がった結婚指輪が。
そしてその折れ曲がった角が指に食い込み痛みを訴えていたのでした。
多少血も出ちゃってます。
でも、それだけでした。
結局、結婚指輪は再起不能になってしまいましたが、この指輪がなかったらもっと大事な指がなくなっていたかもしれません。
ただの偶然なんだろうけど、小さな愛が感じられるエピソードでした(^0^)ノ