今回人生で初めて東京と瀬戸内地方を自家用車で行き来したわけですが、思ったことを書きます。
・道中とにかく退屈だし、色んな意味で疲れる。でもやれなくはない
特に新東名高速の静岡県内の区間は2〜3時間山合を走り続けてトンネルも多いので、風景の代わり映えがしなくて退屈ですね。新東名や新名神などの比較的新しい高速道路はカーブが少なく走りやすいですが、運転に神経を使わない分眠くなるということです。
足の角度が良くなかったのもあるとおもいますが、ペダルを踏むのに爪先を上げる筋肉がつりそうになって途中左右の足を交代したりしました。長距離ドライブにとって足の角度はわりと重要な要素かもしれません。
途中渋滞にはまると絶望的な気持ちになりますね。東名高速の東京寄りは渋滞の定番ですが、名神高速の京都付近の区間は並行する新名神が未開業で途絶えているので輸送力が低く、ここも多分慢性的に混んでいるんだと思います。新名神の草津〜高槻の区間の早期開業が望まれます。
晴れの日の移動だと日差しが差し込み続けるので日焼け対策は必要でしょうし、外気導入をしないでエアコンをつけた車内の湿度は30%を下回ることもあるので乾燥対策が望ましいでしょう。今回初めて車内に温湿度計を持ち込んだのですが、湿度の下がりっぷりに驚きました。自分はあらかじめ麦茶1ケースと塩飴を大量に買い込んでおきました。真夏は車内外の気温差がすごいので、休憩する度その温度変化が余計疲労感を生む感じがあります。車内はあまり冷やしすぎない方が良いんでしょう。
そんなこんなで疲れる面が多かったですが、交代しつつ運転したのでそんなに眠気が来ることもなく走破できました。
・ソリオの燃費が良い
車はハイブリッドでもない2015年式のソリオですが、岡山〜東京をエアコンつけっぱなしで給油無しで走り切りました。30L程度の給油で走れるとなると20km/Lは出ていることになります。
エアコンの設定温度は25〜26℃、エンジンの回転数は概ね2000rpmを超えない、ブレーキペダルはなるべく踏まないなど色々意識したのもありますが、ほぼ大人4人乗りに近い状況の積載量でここまでの燃費を実現できるとは思いませんでした。
サービスエリアの高いガソリンは給油したくなかったので高速を無給油で走り切れたのはありがたいです。
・高速代が高い
山陽〜新名神〜名神〜新名神〜伊勢湾岸〜新東名〜東名のルートで岡山から東京に移動しましたが、高速代で1万4千円かかりました。グーグルで調べるよりも3千円くらい高いのが謎です。1人移動なら新幹線でも1万7千円ほどの運賃なので、時間や労力込みだと自家用車で行き来するメリットは(運転が趣味なら別として)皆無に近いです。同じような所要時間でも高速バスを利用すれば寝ている間に移動できます。今回は人生経験として割り切って自家用車を使用しましたが、この1回きりで良いかと思いました。
今の日本の制度からして、とにかく車を持つにも走らせるのも贅沢なことだなと思ってしまいます。固定費としてかかる自動車税などの税金が如何せん高すぎます。駅まで徒歩圏内に住んでいる限り、車はそこまで必要なものではないと感じます。
ガソリン減税しておいての走行距離税の導入は本当に事務手続きが増えるだけで無意味ですし、いよいよ車離れが加速しそうなのでやめたほうがよろしいと思います。
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