世界遺産の、Urbino、陸の孤島に来ました。
ここには、若干の名画があります。
(写真は全てクリックにて拡大されます)
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イタリアの女子大生を尾行しているつもりはないが、
結果的に尾行していると、
中世の建物の角から、突然に白亜の神殿が出現。
という展開は、昨晩の下調べで分かっている。
でも、この白亜の神殿は審美的に如何なものか?
まあ、「イタリアだから何でもあり」、としておこう。
個人的には、街全体を覆う茶褐色が好きである。
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この街の至宝は、Piero della Francesca。
数点が保管されており、ユックリ見るには最適。
ローマやフィレンツェの名美術館は、
至宝の連続で、逆に疲れてしまうというか、
「美術でフォアグラ状態」になってしまう。
余談は措いて、Piero の代表作を1つ。(右)
「Madonna di Senigallia」(セニガッリアの聖母)
コピーを見ると大したことないのだが、
実物は輝いた空間を放射している。
「平坦な遠近法」と、私は呼ぶが、これは技法の話。
実物と対面すると、「至宝だ!」と驚嘆せずを得ない。
画家の「上手に描いてやろう」「驚かせてやろう」というような「念」が一切こもっていないのだ。
ただ純粋に描いた絵であり、技法は繊細で巧緻なのだが、結晶化・蒸留化されて嫌味がない。
あまりの素晴らしさに、顔を近づけて見たら
「ピーっ!!!!!」
と美術館の警報が鳴り響いた。
やっちまった!
(続く)

