2009年1月3日(土)
「猫空」で茶を飲んでいたら暗くなった。
満腹にもなったので、残りの茶葉を缶に入れ、また直売所で茶を購入。
偶然、生産者のオヤジさんがいたので、握手をする。
バス停で待っていると、例の店の若者が帰宅中でバイクで通りかかり、「ここはバス停でない」という。
彼のバイクの後部座席に乗って、バス停まで送ってもらう。
どうやら、学生のバイトらしい。親切な、良い若者だ。
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京劇の公演に、工夫すれば間に合いそうだ。
人通りのある場所で途中下車。
タクシーを拾って、劇場まで飛ばす。
19:55に会場到着。開演5分前。
「台北Eye」にて。
金曜と土曜の20時から伝統芸能を公演している。
外国人向けの演劇で、前半が雑技、後半が京劇。
ただ、言語の問題を解決するため、京劇には台詞が僅少。
ほとんどが、アクションである。
この日の観客は、9割が日本人であった様子。
まあ、こんなものなのだろう。
(同じ主題の彫刻が、故宮博物館にあるね)
あらすじは、酒に酔った八仙人が通りすがりに戯れに、海の主の魚の精と戦うといった次第。
これは、見ないといけない。
対するは、びっこをひいて杖を使っているので、李鉄拐だ。
八仙人というのは障壁画や彫刻でしか見た事がなかったので、
今回の演劇は勉強になった。
衣装や持ち物で八仙人を特定できるようにしてある。
深く中華文化圏に根付いている題材の様だ。
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かくして、私の台湾旅行は、何やかんやで上手い具合に収支が合って、楽しみ学んで終了した。
最後の宿は、サンルート台北。
日系ホテルのサンルートで、部屋の構造もサンルートそのまま。
極力、台湾の雰囲気が排除されている。
何だか、日本のビジネスホテルに宿泊している感じで、ビックリした。
癪だったので、フロントでカラスミを土産として2つ購入したが、空港の半値であった。(・∀・)
(終わり)