とんでもない汚い安宿 に泊まって迎えた朝。
かゆくないので、シラミとか南京虫はいなかったのだろう。
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何の未練もなく、安宿をさっさと後に。
市場の周囲は朝から屋台も賑やかだ。
右:「富成号」にて。「碗粿」
非常に硬い茶碗蒸しの餡かけ、といった感じ。
春巻であるが、具はキャベツ・肉・ピーナッツ粉・砂糖など。
ガイドブックには「菓子のようでおいしい」と書いてある。
私は、この甘ったるいのは、おいしくなかった。
「肉圓」は、九份でも食べた。
九份のもの は、油で揚げてあったが、
台南のものは、蒸して、あんかけになっている。
ついでに、この店の界隈は「沙卡哩巴」と呼ばれている様子。
原住民の言葉くさいな・・・と思って発音してみると「サカリバ」である。
日本語の「盛り場」の事だ。それにしては寂れているのだが。
食べてばかりいると、朝食がそのまま昼食になってしまうので、街の散策へ。
(続く)