小さい頃から父が酷い酒乱で
幼い妹を守る為に
物を投げられたり
包丁を突きつけられたりするのは
毎日毎晩の出来事だった

泣きじゃくる母の声

普段は優しくておおらかな父が大好きだった

だけど毎日毎晩
仲間を家に連れ込み宴が始まる

その仲間が帰った後は
修羅場へと変わってた

大人になってからは⋯
父と母が作った借金を
意味も分からず紙にサインをした

酒に溺れて働かなかった父の変わりに
母が一生懸命に働き僕と妹を
無事
卒業させてくれた⋯

今、思うとその時の
その時の借金だったのかな!?と思う⋯

普段は優しくて
何でも話が出来て毎日釣りにも行った

今、思うと⋯
働いてくれよ!になるんだけど⋯

親の事情なんて子供は分からないよね

そんな父を
悔しくも恨む事が出来なかった

子供ながらに
酒がこの人を変えてるんだ!と思って
酒さえ飲まなければ修羅場は来ないと
何度も父に僕は説得し続けた⋯

母もそのストレスなのか⋯
僕と妹には
本当に鬼母の様な母だった

上から物事を押しつけ
人の話は聞かず
やればやったで叱られて
やらなければやらないで
叱られる⋯

例えば洗濯を干す
洗濯はこうやって干すもんだよ!と
教わった通り干すと
次の日には違うと叱られ

洗濯干さなくて良いから
ゆっくり座って休みなさいと言われ

その次の日には
なんで!?洗濯干してないのよ💢💢💢

こうなる事が多かった⋯

それでも僕と妹は反抗期はなく
こんな人にはなりたくないな⋯
とよく妹と風呂で話してきた記憶がある

お風呂場だけが
僕と妹の居場所だったからね⋯

自分の部屋に行くのは寝る時だけ

なんで
そうなったのかは思い出せないけど
部屋に閉じこもる事すら
気を使ってたんだろなと思う⋯

25年に渡る酒乱との戦いの日々

僕は幼い妹を残して
家を出る事にした⋯
この子だけは守ってあげたかったのに

毎日
泣いて電話が来ていた

そんな時
いつも傍にいてくれたのが
おばあちゃんだった

ずっと僕と妹の味方でいてくれた人
かけがえのない存在だった

その
おばあちゃんがよく言っていた

この先も酒とお金に苦労するよ
絶対に自分についた苦労ってものは
一生
ついてくるものだと思え
だけど
幸せにしてけくれる人だっている
酒を飲んで人が変わる人間は
本当に最低な人間だ

きっと
おばあちゃんも父に
扇風機を投げつけられて
大怪我をした時があるからだと思う⋯

僕と妹を必死に守ってくれたから

その時
救急で病院に行き何針か頭を縫った

心配だったけど
おばあちゃんはこう言った

なんも痛くない大丈夫大丈夫
これが
あなたたちの心の痛みだなって
僕と妹を抱きしめてくれた事⋯

病院で大泣きした事

その頃には父はすっかり酒が抜けて

おばあ⋯悪かったな⋯と一言

なんでここまでされても
⋯僕は父を憎めなかったんだろ⋯

そんな父が変わったのは
孫の存在だった

妹も時々
旦那が飲み方に行ったりすると
怖くて怖くてたまらないよ⋯と
連絡をよこす

妹の旦那は酒乱ではないが
記憶を失くすほど酒に飲まれるタイプ


過去の恐怖があるから
お酒に対しての恐怖が消えないのは⋯

それを妹は旦那にきちんと打ち明けてるけど
今でもベロンベロンになって
帰ってくるのは変わらないみたい

妹の旦那も
父みたいに
父以上に優しい旦那さんだから
重なるところがあるのかもね⋯

そんな父は現在
余命1年と宣告され病気と闘ってる

⋯大腸から始まり胃と肝臓⋯

妹はこう言った
かなり酒を飲んだからだよ
⋯罰が当たったんだよと⋯

妹の口から
まさかそんな言葉を聞くとは思ってなかった

妹も父の事が大好きだったからね⋯

どんなに苦しめられても
長生きしてほしいなとは
思ってる

そんな時に
おばあちゃんの言葉を
何度も思い出した今日この頃

そんな事を書きたくなった⋯


無理するなよ
⋯口癖だったおばあちゃん⋯

無理するなよって意味で
おばあちゃんの声が聞こえてきたのか

会いたいです⋯😢

いっぱいブログは書いてるけど
全て中途半端で
全く更新が出来てなかったな⋯

最近
欲がなくなってる自分を
少し心配してる

なかなか自分自身の心配なんて
した事がなかったから
⋯とてと不思議な気持ち⋯

食欲がないことよく怪我をする事
タバコの本数が異常な事
良くないなと感じる

どこかでリセットできる答えが
見つけるね
そう、おばあちゃんに
心で伝えた今日でした