立花孝志氏に諸問題はあるだろうし、最終的にどこに向かおうとしているのか不透明ではあるが、氏の発言がしばしば、この国を動かしている人々や、洗脳下で穏やかに生きていたい人々にとって、都合の悪い内容であることは間違いないだろう。

 

仕組みを考えただけでも、株主もスポンサーもいるわけだから、情報の偏向はあって当然だと言える。
実態を知るためには、主要メディアの人脈と金脈を調査する必要があるが、1990年代の広瀬隆さんによる調査では、欧米主要メディアの支配者は、ロスチャイルド家とその近親家系に集簇していることが報告されている。

 

国内でも類似した構造があるはずだが、体系的な調査結果を自分は知らない。手元にあるのは広瀬隆さんが調査した原発がらみのものが多いが、他の断片的な情報や、実際の報道内容からして、国内主要メディアのおおざっぱな支配者は、日本の支配階級閨閥と外国勢力だろう。

 

ただ、確かに主要メディアは洗脳装置だが、強制力と拘束時間を考えると、最も強力な洗脳装置は「学校」であり、主要メディアは補完部分である。
「子供達が学校に強制収容され、公権力のいいように洗脳されている」ことが、最も重大な部分であり、将来的に解消されなければならない、この国の急所と言えるだろう。
学校はあまりに身近にあるために、多くの人にとってその支配性と向き合うのはまだまだ困難だと考えられるが、いずれ避けて通れない問題として、表面化していくことだろう。