「さて今日は史上初の3人トークです。」
「わぁお! さかっちゃんやるじゃん!」
「…。」
「ん・・・? どしたのアリネ」
「いや、あんまり喜べないというか…」
「檀様。 アリネ様は昨日のクリスマスで誰にも誘われなかったのを根に持っていらっしゃるので、
あまりそういうことを聞かないほうが… 単純に申し上げまして、不謹慎かと。」
「え!? あ、そうだったの。 悪ぃなアリネ」
「逆に悲しくなりますわ!」
「俺だって誘われなかったぜ!?」
「いや、それは単にあなたが誘いまくってただけではなくて?」
「あ、そういえば昨日『クロマキ様』と、ムラサイの『蓮様』が二人一緒に歩いていたのを見ました。」
「ああ! 確かにいたな!! あいつら付き合ってんのかな!? かな!?」
「へー、あの二人が…。
というより今軽く『檀様と一緒にイルミネーション見た』的な表現じゃありません?
自慢ですか? それとも嫌がらせですこと?」
「どっちもです。」
「う、うわ! 最悪ですわよこの人!」
「あの二人がねぇ…。 マジでか。
でも政治家とムラサイだろ? 立場全然違うし、和解できなくね?」
「ムラサイって… 侍のことですの?」
「え? ああ」
「今私たちの時代の侍は、政治家とか国家とかで動きますしねぇ…
どっちかというと、『主』とかそういう関係なんじゃないですの?
それに蓮はプライドがめっちゃ高いですし、主には忠を尽くすタイプじゃないんですの?」
「それは違いますアリネ様。」
「? 何がですの?」
「確かに蓮様はプライドが高いですが、
それ以前に、あの方がクロマキ様に忠を尽くすとは思えません。
クロマキ様は、剣術のエキスパートです。
勉学だけでなく、戦闘訓練も怠ってはいません。
ですから、主というよりライバルみたいな関係だと思います。」
「なるほど…。」
「さっぱりわからん。」
「申し訳ありません檀様。
残念ながら檀様のように頭の中空っぽの人に理解できるような話術を私は持っていません」
「酷くない? さかっちゃんは俺の付き人じゃないの?
普通フォローとかするんじゃない?」
「榊さんも苦労していらっしゃるようですわね。」
「はい、それはもう…」
「おい! 二人してなんだよ!? 俺をいじめて楽しいか!? しいか!?
それに苦労してんのは俺の方だって!!」
「いじめて楽しいというか、単純に腹立たしいだけですわ。」
「最後の一行スルー?」
「ああ、
時間が来ました。」
「はやっ!!」
「では皆様ごきげんよう」