瞼は閉じた
耳は塞いだ
言葉も忘れた
歩くこともやめ
立つこともやめ
座ることもやめ
生きることもやめる
そうやってずっと逃げて行く
でも、逃げたって逃げたって
ゴールなんか無いんだ
光も音も無いその世界では
逃げることなど許されない
だから
瞼をひらけ
耳を塞ぐ手をどけろ
そうだ、ここで生きていかなきゃいけないんだ
瞼は閉じた
耳は塞いだ
言葉も忘れた
歩くこともやめ
立つこともやめ
座ることもやめ
生きることもやめる
そうやってずっと逃げて行く
でも、逃げたって逃げたって
ゴールなんか無いんだ
光も音も無いその世界では
逃げることなど許されない
だから
瞼をひらけ
耳を塞ぐ手をどけろ
そうだ、ここで生きていかなきゃいけないんだ
あたしが生まれ
あなたが生まれ
どうにかなってここまで来たあたし
はちあわせたあなた
しばらくは一緒にいるんでしょうけど
いつかは別々になるんでしょうけど
いいじゃない
出会えたことは偶然でも必然でも
今を楽しめってことでしょ
僕はうつむいていた
そこには石や落ち葉、タバコ達が転がっていた
しばらく歩くと風が強くなった
でもうつむいていた僕の目には
埃は入らなかった
しばらく歩くと雨が降ってきた
でもうつむいていた僕の目には
雨がしみることはなかった
しばらく歩くと雨がやみ、水溜りがあった
うつむいていた僕の目には
映らない世界が広がっていた
そこにはキラキラ光るものと僕の顔
あのキラキラは何だろう?
僕は恐る恐る空を見上げた。
今日願っている景色を
明日見れたとしたら
明日は違う景色を望むだろう
明日望んだ景色を
明後日見れたとしたら
明後日は違う景色を欲するだろう
今日願っている景色を
明日見れなかったら
明日はその願いをさらに大きくするだろう
明日願っている景色を
明後日見れなかったら
明後日はその願いをさらに大きくするだろう
日々大きくなるネガイゴトと共に
同じ風景の中でしばらくはゆっくり歩もう
いつか違う風景の中に立つことを願いながら
流れる水のように
はやさを変えながら
時にはゆっくりとおだやかに
時にははやくはげしく
あるときは過ぎることを畏れ
あるときは待ち遠しく思い
あるときは止まれとさえ願う
これから生まれる者の一秒も
これから死にゆく者の一秒も
私の手元にある一秒も
きっときっとかけがえの無いもの
この一秒で私は前に進もう