無力 | Dark sideからの毒霧

無力

会いたい。

会いたいよ。

今日、一日で何度つぶやいたことか。


考えなくていいことばかり考えてまた沈む。

大我の愛。

自らが満たされなくても、あの人が幸せならそれでいいはずなのに。

自分の弱さに腹が立つ。


自分の無力感に腹が立つ。

もう近くまで迫っている誕生日。

プレゼントをあげることも一緒に祝うこともできない。

それをオレの気持ちが望んでも、彼女からしたらそれは迷惑以外の何者でもない。

唯一出来ることはメールを送ることくらい。

彼女を楽しませることも、幸せにすることもできない。

彼女にとってプラスになることを何もしてあげられない。


何のために好きなのか。

それがわからない。

オレが今してることは、想いの押し付け。

直接口に出しては何も言ってない。

ただ一緒にいるときは心で気持ちを投げかけてる。

でも届かない。

届くはずは無い。


会いたい。

会いたい。

会いたい。


何度言っても会えない。

どんなに強く想っても、通じない。

それでも会いたい。


今日、彼女は辛い仕事を強いられてる。

それを軽減することもできない。

自分を責めても、意味は無い。

だって、彼女はオレに何にも望んでいないんだから。


がんばってくださいね。

その言葉を今日はオレが贈りたい。

オレと違ってその言葉で頑張れたりしないだろうが。


それでも想い、贈るよ。

がんばって。