見えない未来
やっぱり規格外らしい。
常識っていうかふつうの女の子が求めたり、したりするふつうが通用しない。
オレの予想はあっさりハズレ。
逆に言えば心構えができていただけにいつ“その日”がくるかわからない。
いつ声の掛かるかわからない死刑囚。
そんな心境か。
もしかしたら杞憂に終わるかもしれない。
わからない。
誰も未来を教えてくれない。
それに結びつくようなヒントも教えてくれない。
現実的にこの冬の逃亡はかなわなそう。
だとしたらあと1年以上。
どう過ごしたらいいんだ。
久しぶりに落ちつつある気分。
どう上昇させたらいいかわからない。
誰も話を聞いてくれない。
誰もそばにいてくれない。
独りぼっち。
慣れてるけれど、落ちてるときはほんとに辛い。