闇の中 | Dark sideからの毒霧

闇の中

このつらさから逃れるためには。

欲を無に。

愛が欲しい。

誰かを愛したい。

誰かに愛されたい。

その欲さえ捨てられれば楽になる。

その欲がなければ職場のストレスさえどうにかすればつらくはないはず。


高みを望んでいるわけじゃない。

ただ愛が欲しい。


誰からも相手にされてない現実。

それがすべて。

すべてに見放され誰も耳を貸してくれない。

そんな現実が地獄のように思えるときもある。

光明は見えない。


光。

そんなものが有るのかさえもオレには信じられない。

有ったとしてもそれがオレを照らすことはないんだろう。

希望。

それが有る人は前向きに諦めず進んでいくのだろう。

それがないオレはただ立ち止まり叫ぶだけだ。


未練がオレを縛る。

勇気があれば前に進める。

その勇気は一握りも持ち合わせてない。


どうにもならないのは自分が悪い。

助けを得られないのも自分自身の責任だ。


八方美人を表では演じて、裏では極悪人。

きっと愚かなオレのすべてはすべての人に見透かされてる。

それを気付かないオレは手のひらの上を飛び回ってる悟空のようだ。


ただ叫び、もがき苦しんで生きながら終焉を待ち望むのだろう。

自分の少しの良心が自死を思いとどまらせる。

生きる理由がなくなったとき、終焉は訪れる。