生まれてきてごめんなさい
そう思う瞬間がある。
奥歯を噛み締め、拳を握りその瞬間に耐える。
あなたを好きになってごめんなさい。
こんなオレに好意を寄せられても迷惑なだけなのは自分が一番わかっています。
そっけなくされても、笑顔がなくても苦しくなるけど好きって気持ちは消せない。
どんなに嫌がられても後ろ姿に投げかける。
今は申し訳なさで消え入りたい。
どこか他の世界へ。なんならあの世へ。
どこかあなたのいない世界へ。
あなたの普段の顔じゃない顔は見たくない。
その原因がオレなら自分から何処かへ行く。
もしも願いが叶うなら、吐息を白いバラに変えて、そのバラの茨に巻かれて命を捨てたい。