救世主
おれの人生で壁にぶつかったとき、谷底に落ちたときは必ずって言っていいほど現れた自分を救ってくれる人。
今、どんなに落ちようと救いの手を差し伸べてくれる人はいない。
誰かに助けてもらおう。
そんな甘い気持ちは持ってないし、希望もないけど、記憶の奥に過去のこういう時は必ず誰かが自分の心を救ってくれたっていう考えがある。
自然と支えられた。
なんでも話せて理解してくれた仲間。
その上で、しっかりした助言もくれたし気晴らしに飲みにも付き合ってくれた。
そんな仲間は今はいない。
この地に移り2年半。
お互いがタメ口で話せる相手が一人もいない。
先輩か後輩。
どちらかが敬語、若しくはお互いが敬語。
堅苦しい話し方でしか話せない。
オレから話す分には敬語って使い慣れてるし、かなり崩して話してるから苦ではないけど、敬語を使われるのが嫌。
明らかに下の後輩で男からタメ口は嫌だけど、それでもちゃんと立てるところ立ててくれれば気にしない。
女性に関しては敬語なんて使って欲しくない。
ましてや、自分より社歴が上だったり、年が上なら。
前の職場では仲間同士で敬語を使うこと自体がまずなかった。
先輩も後輩も、年も関係なくほとんどみんなタメ口。
そんな環境にいたから、今の自分の孤独感、疎外感がとても多い。
唯でさえ昔からの友達がまったくいない土地だから。
救って欲しいとはいはないが、話を聞いてわかって欲しい。
何も言わずにただ酒に付き合って欲しい。
そんな仲間が欲しい。