
『百瀬ですが・・・』
スーパーのバイトも半年が過ぎようとしてた時、社長がニッチーを呼んだ・・・
何だろ?勤務態度が悪かったかな?ちょっと不安に思いつつ、社長が居る部屋に行った・・・
ニッチー「失礼します」
社長「おう!ニッチーくんお疲れ様!実はちょっと話があるんだけど、まぁ、座りなさい」
ニッチー「はい、失礼します」
社長「実はレジのことなんだけどね・・・」
ニッチー「はい!社長さん。私はお金に関して責任持てませんので、レジ以外の仕事でしたら何でも
します」
社長「そうそう!みんなに聞いたら、ニッチーくんがレジをやんないということで問題があったんだ」
ニッチー「はい、お金の計算が苦手でそれ以外でしたら、何でも一生懸命やります!」
社長「どうしてもか?そうか・・・いやいや、ニッチーくんはいつも一生懸命やってもらってるから」
ニッチー「申し訳ないです。残業でも何でもやります」
社長「いつも無理な残業をお願いしているからね。レジはいいから配達に廻ってもらえるか?」
ニッチー「解りました!こちらこそお手数お掛けいたしましたm( __ __ )m」
社長は他のバイト達からレジをやらないとクレームがあったらしい。実はレジに入って1円の狂いがあると
売り上げと金額が合うまで計算するのを見ていたのだった。バイトでお金の計算ほど面倒くさいものは
ない!そこで、計算に弱いというウソを理由にレジ打ちを免除してもらったのだ。サッカーまではしても
レジ打ちだけはやりたくなかった!当時はバーコードを読み取るのではなく、いちいち商品の値段を
打っていました。ちなみにレジ打ちの脇に居る袋詰め作業をする店員のことも云う。またはバッガー
(Bagger)ともいう。
配達人は電話があると、各商品をダンボール箱に詰め込み配達する。請求書・納品書・領収書を持ち、
1万円からのお釣りも袋に入れて配達します。そんなある日に指名で配達がきた・・・
他のバイト「ニッチー電話だよ~」
ニッチー「は~い!」
「はい!もしもし、スーパーさんとらです!毎度有難う御座います」
百瀬「ニッチーくん?百瀬(ももせ)です。どうも~」
ニッチー「毎度ありがとうございます。ニッチーです!何か御座いましたか?」
百瀬「どうも~!あのね、食パンとタマゴでしょ、それと牛乳ね。それからベーコンに・・・」
ニッチー「はい、商品を確認致しますね・・・・はい・・・・はい・・・・今からお届けに参ります」
百瀬「どうも~お願いね」
ニッチーは、ご指名にしては百瀬さんは初めてだな~。どこかで聞いた声なんだけど・・・はて?( ̄ェ ̄?)
と思いつつ、注文の品をダンボールに入れ、伝票と領収書とつり銭を持って、マンションにバイクで向かった。
ニッチー「え~と・・・305号は・・・・あった!ここだ!」
ピンポーン☆彡
百瀬「はい、どちら?」
ニッチー「こんにちは~さんとらです!品物をお持ちしました~(o^▽^o)」
百瀬「どうも~開いてるわ!」
ガチャッ!
ニッチー「こんちは~さんとらです!」
百瀬「どうもありがと☆彡」
ニッチー「あ!(ちょっとビックリ!)品物はこちらでいいでしょうか?」
百瀬「そうね~キッチンにお願い!」
ニッチー「はい!失礼します」
百瀬「今度入ったニッチーくんね。これからお願いね」
ニッチー「はい!いつも御ひいきにありがとうございます!」
百瀬「礼儀正しいのね?気に入ったわ(o^▽^o)いつからやってんの?」
ニッチー「はい!5月から働いてまして、今月から配達係となりました」
百瀬「あら?そう!前の子はあいそ良くなかったわ」
ニッチー「あはは、そうでしたか、申し訳御座いません」
百瀬「アナタが謝らなくていいのよ。今度からニッチーくんにお願いするから」
ニッチー「ありがとうございます☆彡」
百瀬「あ、ここに置いといて!」
ニッチー「それでは品物を確かめますか?」
百瀬「いいわ!ニッチーくんを信用するわ」
ニッチー「はい!それでは納品書がこちらです!全部で4275円になります」
百瀬「はい、これね」(1万円を渡された)
ニッチー「はい!5725円のお釣りと、こちらが領収証になります!」
百瀬「お釣りはいいわよ!取っといて!」
ニッチー「え?いいんですか?それでは領収書を」
百瀬「はい、これからもお願いするから取っといて」
ニッチー「ありがとうございます!」「ワンちゃん可愛いですね~(o^▽^o)」
百瀬「あら?そういえば吠えないわ!初めて見る人には吠えるのに」
ニッチー「そうなんですか?ははは」
百瀬「気に入ったのかしら?おほほほ」
ニッチー「それと御注文のワインですが、社長が新しいラベルになったので、是非もう一本これを
飲んで下さいと」
百瀬「あら~悪いわね~!社長さんに宜しく云ってね。楽しみだわ」
ニッチー「今日入荷したワインです!お味の感想をお願いしますということです」
百瀬「じゃ、早速頂くわ!ニッチーくんも飲んでみる?」
ニッチー「あははは、営業中ですので・・・」
百瀬「面白い子ね~それじゃまたお願いね」
ニッチー「毎度ありがとうございます!また宜しくお願いします」
百瀬「はい♡」
ニッチー「それでは失礼します。ありがとうございました」
最初、声を聞いた時にどこかで聞いた感じであったが、ご本人を見て「アッ!」と声が出そうだった。
社長から新しいバイトが配達すると伝えていたのだろうか?そのあたりは判らないが、これからニッチー
は百瀬さん宅へ配達することになった。そして毎回、つり銭を頂くことになる・・・(o ̄∇ ̄o)ヘヘッ♪
もちろん、つり銭はバイトの仲間と均等に分けることにした。最初このことを話したらバカウケして
いた。これからこんな感じで、芸能人の御宅へ配達するのだった・・・ニッチー配達人として<( ̄∇ ̄)ゞ
つづく・・・
☆ 本名:百瀬 由一(ももせ よしかず)
1946年5月15日 長野県諏訪市出身
1966年、「柳ヶ瀬ブルース」が120万枚を売り上げるヒット。その後も「おんなの朝」
「さそり座の女」などのヒット曲を出し7年連続で紅白歌合戦に出演していたが、突然落選して
しまい、これを皮切りに70年代半ばより低迷。ドサ周り(地方営業)による生計を余儀なくされる。
淋しさからか麻薬を使うようになり、1985年に大麻取締法違反で逮捕。判決は懲役1年6ヶ月、
執行猶予3年だった。
しかし1980年代後半、ものまねブームのなか、ものまねタレントの第一人者であるコロッケに
よる美川のマネが大うけ。便乗する形で美川本人もオカマ口調をやるようになって人気が奇跡的に
復活した。、「芸能界のご意見番」などとしてワイドショーやバラエティ番組に出演し、紅白歌合戦
に出場し続けている。
私がお会いしたのは1982~3年頃だと思います(o^▽^o)