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           新エピソード・4


                     === 撮影所その◆===



スタジオ入りした(何だか役者みたいだなぁ~)ニッチーは、しばし刑事部屋で撮影の模様を見学していた

しかも一等席で・・・そこへ事務員役の新人「小野○かずえ」さんが近づいてきました・・・


かずえさん「こんにちは~」(スタジオ内なので、小さい声で話をしています)

ニッチー「こんにちは」

かずえさん「見学ですか?」

ニッチー「はい!こんなところで見れるとは」

かずえさん「役者を目指してるの?」

ニッチー「いえ~苅○さんの紹介でただ見学に」

かずえさん「親戚の方?」

ニッチー「話せば長くなるんですが・・・」

かずえさん「是非、聞きたいわ」

ニッチー「妹が苅○さんにファンレターを出して、今は家族付き合いみたいになってます」

かずえさん「あら?短くまとめてる~面白い方(o^▽^o)」

ニッチー「あははは、出番は終わったんですか?」

かずえさん「えぇ、とっくに。私はあまりセリフ無いの」

ニッチー「テレビで見てますよ(o^▽^o)」

かずえさん「嬉しいわ」


初対面にも関わらず、あちらから話しかけられました。カット獲りをして小休止、度々リハーサルを

繰り返していた。大門さんのセリフで変更があったらしい。そんな撮影の合間に2人の会話がはずむ☆彡


かすえさん「お名前は?」

ニッチー「○○○○です」

かずえさん「役者みたいな名前?」

ニッチー「ニッチーでいいですよ」

かずえさん「ニッチーさんは学生さん?」

ニッチー「えぇ!今、○○大学へ通ってます」

かずえさん「住まいは?」

ニッチー「北大塚です。池袋の隣ですね」

かずえさん「あら?池袋の隣・・・池袋も久しく行ってないなぁ~」

ニッチー「私も全部は知らないですよ。東京来て半年経ってないですから」

かずえさん「私も・・・あ!本番の声が・・・」

ニッチー「・・・」
     ・
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     ・
かずえさん「私はここの俳優学校に出て役者になったけど、あんまり向いていないみたい」

ニッチー「そうですか?今からじゃないですか」

かずえさん「ルックスも自信ないし」

ニッチー「とってもキレイですよ!まさかお話出来るとは思ってなかったし、感激してます」

かずえさん「ホント?お世辞でも嬉しい!そんなこと云われたのは初めて♡」

ニッチー「ファンレターくるでしょ?」

かずえさん「あんまし・・・」

ニッチー「ファンになっていいですか?」

かずえさん「ホント?わぉ!嬉しい」

現場監督「シーーーッ!」

かずえさん「あ!すみませ~ん」

ニッチー「ははは(〃^∇^)」

かずえさん「つい嬉しくて声が大きくなっちゃった(o ̄∇ ̄o)」

ニッチー「あのぉ~サイン頂けますか?」

かずえさん「喜んで♡」

ニッチー「嬉しいなぁ~こんなステキな方と身近でお話出来るなんて・・・」

かずえさん「まぁ!とってもお上手!ちょっと待ってて・・・」

ニッチー「はい」


しばらくしてかずえさんが紙切れを持ってきた・・・


かずえさん「これ、電話番号、またお話してね♡」

ニッチー「あ!どうも・・・じゃこんどご一緒に」

かずえさん「お話ありがとう。今日は滅入ってたけど楽しくなった。こちらこそありがとう」

ニッチー「(〃∇〃) 」


まさか電話番号まで教えてくれるとは思わなかったが、これは大収穫?であった・・・<( ̄∇ ̄)ゞ

撮影もほぼカット獲りが終わり、最終カットが始まった。カメラマン・照明係・音声係・タイムキーパー

並びに記録係・メイクさん・諸々の方たちが動いて撮影が進行している。

私はホントに別世界に居るという感じから、いいテレビドラマを作ろうというスタッフの空気に溶けて

自分もスタッフみたいな気持ちになりました。

「役者かぁ~興味が出てきたかな?」


撮影が終わり、苅○さんが来た・・・


苅○さん「おいおい!女の子ととっても親しく喋ってたじゃないか?」

ニッチー「え?見てました?」

苅○さん「見てたどころか、すぐそこで話をしてたら見え見えだよ!」

ニッチー「あははは、小さい声で話をするもんで、ついつい顔を近づけて話をしていました」

苅○さん「耳うちして話をしてりゃ~気になるよ!何か渡してたろ?」

ニッチー「これ・・・」

苅○さん「この!」

ニッチー「イテ!(((゜▽^*)☆彡あっちが渡したんですよ~!」

苅○さん「いい訳するな!これからメシ食うぞ!」

ニッチー「え?こんな時間にですか?」

苅○さん「もうちょっと早く来りゃ~古○川と食べられたのに」

ニッチー「え?古○川裕子さんですか?しまった~!」

苅○さん「さぁ!行くぞ!」


すっかり見られてしまったが、スタジオを出て食堂に向かいました。途中で・・・「うまくやったな?」

「だから私が聞いたんじゃないんですって!」「女を泣かすんじゃないぞ!」「違いますって!」

「このヤロ!何しに来たんだ?」「見学に!」「ナンパしに来るな!」「イテッ!」と・・・友達みたい

な会話をして食堂に行きました。


苅○さん「何食うか?」

ニッチー「あんまり減ってないんですけど」

苅○さん「若者は食べないと!奢ってやる!大したもん無いけどな!あははは」

ニッチー「じゃ~スパゲッティ」

苅○さん「それだけか?メシ食ってワンカットしたら、用事済ませて行くところがあるから」

ニッチー「お世話になります」

苅○さん「ちょっとトイレ行ってくるわ」


トイレに行っている間に食堂に入ってくる薬○丸ひろこを見つけた・・・早速、サイン帳を出して

「突然で申し訳ないんですけどサインして頂けますか?」と本人に聞くと・・・脇に居たマネージャー

らしき人が、「ここでは出来ないんです」と断られた・・・「(なんだよ~)」とブツブツ云いながら

席に戻る・・・


苅○さん「何かあったか?」

ニッチー「今、薬○丸ひろこを見つけてサインをお願いしたら断られました」

苅○さん「誰だそれ?」

ニッチー「野生の証明の映画に出ていた新人の女の子」

苅○さん「あぁ~映画は知ってるけどそんな子は知らないな」

ニッチー「今、確かセーラー服と機関銃を撮影してるはず」

苅○さん「ナンだそりゃ?」

ニッチー「あははは」


苅○さんには、新人の子の話は判らないみたいだ!


苅○さん「オレのサインは要らないのか?」

ニッチー「前に色紙で頂いたから」

苅○さん「なんだよ~みんなの貰って、オレのは無しか?」

ニッチー「そういう訳じやないんですけど・・・」

苅○さん「これからワンカットしたら他の役者さんに会わせてあげるから」

ニッチー「渡さんも?」

苅○さん「あぁ~副社長もだ!」

ニッチー「ありがとうございます」

苅○さん「何だかそっちの方が嬉しそうだな~( ̄▽ ̄)」

ニッチー「いえいえ、それもこれも苅○さんのお陰です!」

苅○さん「ホントにそう思ってんのか?」

ニッチー「はい!」



食事も終わり、またスタジオに入った。本日最後のカットということで周囲にまた緊張感が走る・・・

撮影が終わり刑事部屋に居る俳優さんに紹介されながら挨拶をした・・・


つづく・・・