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外伝7その”垰弋弔塀于颪




                     『出会い』



昨年6月に『文通』というタイトルで投稿した記事ですが、今までの流れの中で語られてない部分が

あったので、ここで改めて紹介致します。一度読まれた方には申し訳御座いません。

学生生活を終わって、関西の学校へ通っていた時代の話です。学校も間もなく卒業の頃の夏の話・・・


今から19年前のことであるが、種子島にALTの先生たちの合宿があった。

だいぶ前より海外からの留学生や一般の方が来日して、小学・中学・高校へ特別英語教師として

派遣されるのだが、種子島へ来島したジョンというアメリカ人と親しくなり、ジョンの企画した

種子島での合宿旅行が行われました。私も多少関わっていたので、集合場所は私の自宅前となりまして、

次々と関西や九州各方面より参加希望者が集いまして、一気に辺りは外国人だらけとなりました。

前夜祭はパーティー延長みたいに夜中過ぎまで盛り上がって、朝方は皆ボ~ッとしていました。

ジョン曰く、「後から参加者が一名来るんだけど、まだ高速船が来ない」ということで、ギリギリ

貸切バスを待たせていましたが、連絡ついたのかバスは目的地のロケット宇宙センターへ。

しばらくしてから、タクシーで駆けつけた女性が居ました。



駆けつけた女性「Excuse me~!ジョンを知りませんか?」

ニッチー「Hello!John?Go out Bus!」

女性「Whаt!あ、Sorry!Hello ドミニクと言います。」握手(o^▽^o)

ニッチー「マイ・ネーム・ニッチー!Go to・・・10minute・・・」

ドミニク「オー・マイ・ガァ~!」ヾ(≧◇≦)ノ"彡☆



いきなり現れた女性。名前はドミニクさん。降りたとたんにみんなはどこへ行っただの

相当パニくっていた。そこで拙い単語混じりの会話?で、バスはそんなにスピード出していないから、

今、車で追いかければ追いつくとなだめることとなった。単語混じりの会話なので、ここから略して

日本語の会話で話を続けます。知らない島で、しかも会話もろくに出来ないジャパニーズ人!

パニくるのも当然で御座います(〃^∇^)o_彡ははは



ニッチー「大丈夫大丈夫!すぐ追いつくから・・・」

ドミニク「ホント?だといいんだけど・・・何ていうこと・・・」

ニッチー「ささ!小さな車だけど乗って下さい」(o^▽^o)

ドミニク「ありがと、ホントに感謝します」ヽ(´▽`)/



軽自動車にはちと気がひけるが、そんなことを言ってる場合じゃない。ジョンも遅れる人が居るとは

言っていたが、もうちょっと待ってくれればよかったのに・・・

ドミニクさんは車に乗り込んでバスに追いつくのを不安な気持ちで座って居たことだろう。



ドミニク「ニッチーさん?ホントにありがとう☆彡今日は船に一つ乗り遅れてしまったの」

ニッチー「そっか!それじゃ~不安だね。そうそう!ジョンとはお友達になったばかりでね。よく話を

     聞いてたら、待たせたのに」

ドミニク「会話が出来る人でよかった!私の日本語はまだうまくないから」

ニッチー「そんなことないですよ。解りますから(o^▽^o)私の言うことが解りますか?」

ドミニク「解ります。私の日本語と一緒ぐらいね。ははは」

ニッチー「そうだね(o^▽^o)ははは」



ミニスカートからスラリと伸びた色白の脚。ドキドキしてしまって目のやり場に困った。( ̄▽ ̄)

お顔はソバカス混じりの青い瞳の美人だ!不安な気持ちを和ませようと一生懸命単語での会話が続く



ニッチー「ドミニクさんがどこから来たの?」

ドミニク「ミー?神戸から来ました」

ニッチー「ははは、出身はどこですか?」

ドミニク「あ!産まれた処ね?はははアメリカ・フロリダ州です」

ニッチー「お~!フロリダ!あそこにもNASAの宇宙ステーションがあるよね~(o^▽^o)」

ドミニク「そうそう!小さい時に行ったから覚えてないの」

ニッチー「これから見学するところはNASDAという日本の宇宙センターだよ」

ドミニク「こんな小さな島に?ホントに?」

ニッチー「そうだよね~フロリダから言えばスモール・アイランドだ!ははははは」

ドミニク「そうね~ははははは」



だいぶ和やかな感じになったが、肝心のバスがまだ見えない!どこを走ってるのだろうか?

ドミニクさんは手振り身振りで一生懸命話をしてくれました。



ニッチー「ドミニクさんは兄弟何人ですか?」

ドミニク「私は末っ子、上に兄さんが2人ね。みんな働いています。ニッチーさんは?」

ニッチー「妹が2人、長女は鹿児島で働いていて、2番目の妹は今京都に居るよ」

ドミニク「私も妹が欲しいね。ダディーが保安官。兄は兄が消防隊員と学生ね。マミーは家事ね」

ニッチー「すごいねぇ~素晴らしい家族だ!」

ドミニク「ダディーは日本に行くことを反対したよ。でもマミーが応援してくれた」

ニッチー「神戸の街は慣れたのかな?」

ドミニク「神戸?お~!キレイな街ね。大好き!みんな親切な人ばかり」



いつしか2人の会話は家族の話となり、趣味の話になって盛り上がりました。



ドミニク「まだバスが見えない」

ニッチー「大丈夫だよ~行き先を知ってるから・・・たぶん途中でバスが見えてくるよ」

ドミニク「ありがとう!こんなに親切にしてくれるなんてとっても嬉しい」

ニッチー「どう致しまして・・・私もドミニクさんに会えて嬉しいよ~(o^▽^o)」

ドミニク「ホントに?船が遅れなかったら、ニッチーさんにも会えなかったね(o^▽^o)」

ニッチー「そうそう!あ!たぶん種子島空港に寄ってみるね。たぶん居るかもしれないから」

ドミニク「この島にも空港が?」

ニッチー「そんなに小さい島じゃないでしょ?たいぶ走ってるよ~20分経ったかな?」

ドミニク「そんなに経った?お~!ニッチーさんとの会話が面白いから解らなかった」

ニッチー「話も盛り上がったよね~もうそろそろ空港かな?」

ドミニク「ニッチーさんの話で落ち着きました。さっさまではパニックでどうしていいのか解らなかった」

ニッチー「ミーも一緒にパニック?」

ドミニク「HAHAHA!ニッチーさんそうそう!私と一緒!HAHAHA!」

ニッチー「2人でパニック!ジーザス!」

ドミニク「お~!ジーザス!ニッチーさんよく知ってる!なんてファニーな人!HAHAHA!」



ドミニクさんがとっても笑い上戸だということが解りました。アメリカンジョーク?(o ̄∇ ̄o)

ブラウンヘアーがとってもキレイだった。瞳もブルー。こんなに接近してアメリカ女性と話が

出来るなんて幸せなことだった。20分も経てばどうにか会話らしくなるから不思議だ!

このままずっとドライブしたくなった。やがて車は空港へ・・・



ニッチー「あれ?あのバス!」

ドミニク「あのバス?」

ニッチー「あ!ジョンが居た!」

ドミニク「ヨカッタヨカッタ!みんな居る!」

ニッチー「ほら!バスに追いついた!」



車から降りるドミニクさん。



ドミニク「ニッチーさんありがとう!サンキュー!」ヽ(´▽`)/

ニッチー「ははははは、よかった~よかった~(o^▽^o)」

ドミニク「何て御礼したらいいのかしら?」ホッペにチュッ♡

ニッチー「わお!それじゃ~ハバ・ナイス・デイ!」握手!

ジョン「お~!ニッチーありがと!みんな心配してた。飛行機で来る人が居たから・・・」

ニッチー「そっか!ジャストタイミングだったね!それじゃまた!」

ジョン「ニッチーそれじゃ~また!」

ドミニク「ニッチーさんが居たから間に合ったよ!ありがと!」

ニッチー「どう致しまして」



喜んでバスに乗り込んだドミニク。バスが見えなくなるまで見送りました。

とっても楽しいドライブだったな~ドミニクさんまた種子島に来ないかなぁ~(o^▽^o)

なんてことを考えながら帰宅するニッチー。それから間もなくしてドミニクさんからの手紙が届いた。

つづく・・・