
『誘い』
何とも気持ち悪い勤務に早く帰って銭湯に行きたいニッチー・・・そこへ・・・
ボーイB「ニッチーさん、今度日曜にお休みもらえますか?」
ボーイC「あ!私ももらえますか?」
ニッチー「何だよ~二人して」
ボーイB「今度、ウィンドサーフィンやるんですよ!歌手のアンリも来るらしいですよ」
ニッチー「アンリ?あのハーフの?知ってんの?」
ボーイB「サーフィン仲間なんですよ~行きません?」
ニッチー「おいおい!今、シフトが大変なんだよ~この三人が抜けたらチーフから怒られちゃうよ~」
ボーイC「やっぱ無理ですか?」
ニッチー「どうにかしてやるよ~道具持ってなくてもやれんの?」
ボーイB「レンタルありますから(o^▽^o)行きましょうよ!」
ニッチー「おいおい!オレはサブチーフだよ!オマエらのスケジュールも管理してんだよ!」
「そんなにワガママ言うなよ~オレは今は休めないんだよ~」
ボーイB「残念だなぁ~アンリとニッチーさんを会わせたかったのに~(o ̄∇ ̄o)」
ニッチー「はいはい!今度アンリちゃんと会うからね。やったことないのに恥かくじゃないか!」
ボーイB「だからぁ~教えてもらうということで近づくと!」
ニッチー「オイオイ!ナンパ目的で行くのか?ジョ~ダンキツイぜ!オマエがナンパしろよ!」
ボーイB「オレはアンリの友達がメインで!」
ニッチー「オマエ~動機が不純だよ!( ̄▽ ̄)」
ボーイD「こいつは根っからのナンパ男だから」
ニッチー「しょうがないなぁ~」
ボーイB「だって、アンリが恋人欲しいって言うから、ニッチーさんを紹介しようと」
ニッチー「芸能人は貧乏学生と付き合うわけ無いっつ~の!」
ボーイB「それが、普通の人とお付き合いしたいという話で・・・( ̄▽ ̄)」
ニッチー「ホントかよ~どうもウソくさいなぁ~」
ボーイB「相手は歌手で、お金はたくさん持ってるし~」
ニッチー「たかりかよ~いいよ~その話」
ボーイB「じゃ~次の機会ということで話をつけときます」
ニッチー「しつこいぞオマエ!」
ボーイD「行かなくていいんですか?」
ニッチー「勝手に話してくれ!」
渋谷・南口に来た・・・
ボーイC「ニッチーさん、女の子が・・・」
ニッチー「え?」
ボーイC「さっきから後ろに付いてきたみたいで」
ニッチー「さっきから?いつ?」
ボーイC「裏の出口あたりから」
ニッチー「なんで?」
ボーイD「聞いてみますね・・・」
ボーイD「お話したいとか・・・」
ニッチー「オレに?」
ボーイB・C「じゃ、これで!ニッチーさんお疲れ様~( ̄ー ̄)ノ(* ̄0 ̄)ノ」
ニッチー「お!お疲れ~」
ボーイD「じゃ、オレも、お疲れ様でした~可愛い子ですよ~( ̄▽ ̄)」
ニッチー「あ!何だよ~置いていくなよ~」
女の子が近づいてきた・・・・
女の子「こんばんは~(〃∇〃) 」
ニッチー「こんばんは~(o^▽^o)」
女の子「あのぉ~ちょっとお話いいですか?」
ニッチー「いいよ~何か?」
女の子「あのぉ~・・・・一緒にディスコ行ってくれませんか?」
ニッチー「へっ?ディスコ?」
女の子「ダメですか?」
ニッチー「あ!オレ、渋谷のディスコ知らないんだよね~あいつらなら知ってたと思うんだけど・・・」
女の子「あのぉ~突然でゴメンなさい!(≧◇≦)」
ニッチー「あ、いいんだよ~!確か・・・アズ?アブ?だったかな?あったと思うんだけど・・・」
女の子「私もよく知らないんですけど・・・」
ニッチー「え?知らないで?声かけたの?」
女の子「はい・・・・」
ニッチー「でさ!なんでオレなの?どこかで会った?」
女の子「ごめんなさい!前から東○プラザに来てて・・・」
ニッチー「あ!思い出した!」
エレベーター・ガールのヒトミちゃんから聞いてた話を思い出した。オーバーオールの女の子の話。
ニッチー「思い出した!よくプラザに来てたよね」
女の子「○○さんというお名前ですよね」
ニッチー「よく知ってるね~」
女の子「だって、名前のバッチが」
ニッチー「あ、そっか!苗字を書いてるよね、あはははは」
見た感じ、高校生にも見えるんだけど・・・女子大生?ハテ?
女の子「一緒に行って下さい!あ!連れて行って下さい!」
ニッチー「え?オレと?いいの?」
女の子「はい♡」
ニッチー「(ホント、マジかよ~ポッケには帰りの電車賃しか無いのに~タイミング悪いなぁ~)」
女の子「やっぱダメ・・・ですか?」
ニッチー「ゴメンね~今日は帰らないと~悪いね」
女の子「突然に変なことを言ってゴメンなさい!(≧◇≦)」
ニッチー「あ!いいのよ~誘ってくれるのが嬉しいよ~声掛けられたのが初めてでビックリした」
女の子「ホントにホントにゴメンなさい!とっても・・・」
ニッチー「え?(給料日だったらなぁ~)」
女の子「前から気になってプラザに来てたんです。お話したくて・・・」
ニッチー「ご、ごめんね。声かけるのが・・・」
女の子「勇気を出して・・・お話したかったです」
ニッチー「勤務中は私語が出来ないもんだから・・・うるさいんだよね」
女の子「そうなんですか?」
ニッチー「サブチーフでやってるもんだから、先輩としてね責任持たされちゃってるから」
女の子「あの・・・スーツ姿かっこいいです」
ニッチー「ありがと、サブチーフから棒ネクタイなんだ。普通は赤いリボンなんだよ」
女の子「知ってました。二人だけ違うなと」
ニッチー「よく見てるね~今度チーフの話が来てるんだけど、辞めようかと思って」
女の子「え?辞めちゃうんですか?そんな・・・」
ニッチー「今すぐじゃないよ!今日はいろいろあってさ~考えちゃったよ~」
女の子「大変なんですね」「あ!私帰るのを引き止めてる?」
ニッチー「あははは、いいよ。じゃ、これで」
女の子「ホントにごめんなさいm( __ __ )m」
ニッチー「じゃ~これで」
何ともウソみたいな話だが、初めて女の子に声を掛けられた。これが初めてで二度は無かった・・・
ディスコで踊るのもいいが、あまりごちゃごちゃした場所は好きじゃないんだよね~
女の子も声を掛けるのも勇気が要っただろうに、何だか悪いことをしちゃったみたいで・・・
というより、ポッケのお金が電車賃というのが情けなや~(≧◇≦)
南口でお話タイムも終わり、ふと後ろを見たら女の子は居なかった・・・
次は~原宿~原宿~
この時間帯は酔っ払いのサラリーマンやらOLでごったがえする・・・原宿に洋服でも買いたいね~と
立つのも辛いんで、開いてるところは無いかと周りを見た・・・すると・・・
さっきの女の子が・・・( ̄△ ̄:)
ニッチー「(ウソ~マジかよ~偶然だよなぁ~あ!こっち見た!ヤベ!)」
次は~池袋~池袋~
ニッチー「(あれ?池袋で降りない?巣鴨か?)」
次は~大塚~大塚~
ニッチー「(まさか大塚じゃないよな(o^▽^o))」
が・・・ふと後ろを見たら・・・
居た!( ̄ェ ̄:)
ニッチー「(ははは、偶然だろ~都電に乗るんだなきっと・・・)」
後ろを見ないで、寮に帰るニッチー・・・
ニッチー「(まさかな?ついてくるわけないよな)」
暗くなった住宅街に入り・・・ふと後ろを見た・・・・
ゲゲゲッ!(ノ≧ρ≦)ノ
一生懸命住宅街を走ったダッシュ!-=≡ヘ(* - -)ノ
なんで逃げなくちゃいけないのか?でも逃げた!
あれが今でいうストーカーというものだったのだろうか?
済んでる処を知りたくてついて来たのか?はたまた偶然なのか?
数日、バイト先で女の子を見かけたが、その時には避けるように無理やり交代するのだった・・・
それから間もなく女の子の姿を見かけなくなった・・・
女子高生に手を出したら犯罪になるからな( ̄▽ ̄)あははははは(〃^∇^)
ウソの話じゃないよ~ホントの話だよ~皆様!ストーカーには気をつけましょう☆彡