なかなか出来ないこと | from the windy forest

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元気でやってます

子供のころ女の子、「人のことはいいから、自分はちゃんとしなさい」と言われたことを未だに思い出します。

~ちゃんはいいの? なんで私だけ叱られるの?なんであの子は褒められて私がやっても当り前って言うの?  なんで私だけ?

本当に幼い感情ですね。 

年を重ねて相当鈍感になりましたが、 それでも「嫉妬、不公平感」を感じてしまうことはあります。 

仕事でもPrivateでも。

さっさと流せなくて、「なんで?」と子供みたいにむっむくれたい事も。


どうにも煮詰まった生活をして居た頃、「理不尽、やってらんない!」投げてしまいたいけど投げられない状況。 そこに、「人のことはいいから~」が浮かんできて冷静に戻れました。


理不尽だ不公平だと投げるのは簡単だけど、 優しく愚痴を聞いて甘えるのも。

でも本当に投げてしまったら、、、。 誰も他人の人生なんて拾いに行ってあげられない。 あとの自分が続かない。

「人のことはいいから、」子供の頃にこれを言われた時、なんだか突き放されたような、ウサギもっと甘えさせて欲しい気持が先にたって渋々聞いてました。

大人になった今では、目の前で諭して貰った気分になります。 

こういうのも、 心の支えって言うんでしょうね。


なんで今、こんなことを思ったかというと、 

90歳のご長寿が書いたという人生の教示(教え?)メモのようなものを、先日なにかで読んだときに思い出したんです。


箇条書きで45本あるのですが、 どれも国境・宗教関係なく受け入れられる言葉だと思いました。

最初の言葉がまさに、「人生は公平とは言えないが、それでも素晴らしい」 (訳は自信ないです、ニュアンスで勘弁してください)

「人を嫌うのに時間を浪費するには、人生短すぎる」

「人生の帳尻合わせをしていないで。 表に出て行って 今存分に楽しむ」桜

などなど、、、


締めの言葉は 「人生にリボンがかかっている訳じゃないが、贈り物には変わりない」


人生の「走行距離」が90歳になったと、以前御自身の書かれたコラム(人生が教えてくれた45のこと)を再掲されたとのことらしいです。