<イスラエル>パレスチナ囚人を釈放 合意履行終了 | darkpotのブログ

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【エルサレム花岡洋二】イスラエル政府は18日、収監していたパレスチナ人の囚人550人を釈放した。パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスが10月18日にイスラエル兵1人を解放した見返りとして、2回に分けて計1027人を釈放する合意の第2段階。今回の釈放で合意履行が終了し、06年からイスラエル世論の関心事だった兵士拉致事件が終結した。

 イスラエル政府などによると、今回釈放されたのは、武装集団への所属や爆弾事件を計画した罪で服役していた囚人。イスラエル兵に石や火炎瓶を投げた18歳未満の少年55人も釈放された。だが、自治政府のカラケ政治犯担当相は「釈放されたのは大半が刑期の短い人たちで、(パレスチナ側の)期待に応えていない」と述べた。

 また、ヨルダン川西岸ラマラの人権団体「アッダミール」は、イスラエル軍が占領地で10月18日から今月12日までにパレスチナ人470人を逮捕・拘束したと主張している。即日釈放されたケースもあるが、第1段階として10月18日に釈放された囚人の477人とほぼ同数。団体は声明で「恣意(しい)的な逮捕を繰り返すイスラエルへの国際社会の介入が必要だ」と非難した。

 囚人らを支援する「パレスチナ囚人クラブ」のカッドゥラ・ファレス会長(49)は「(イスラエル当局による)逮捕と取り調べは占領支配を続ける仕組みの一部だ。(イスラエルの刑務所の)収容能力に応じて、拘束する人数が決まる」と指摘している。