6月の米雇用、8万人増=低空飛行続く、失業率も横ばい
時事通信 7月6日(金)23時0分配信

 【ワシントン時事】米労働省が6日発表した6月の雇用統計によると、景気動向を反映する非農業部門の就業者数は季節調整済みで前月比8万人の増加となった。増加幅は上方改定された前月(7万7000人)をわずかに上回ったものの、失業率の安定的な改善に必要とされる月20万人増には程遠い水準。民間雇用の回復ペースはむしろ鈍化しており、雇用の本格回復には力不足の状況だ。失業率も8.2%と前月比横ばいとなった。
 就業者数の市場予想(ロイター通信調べ)は9万人増で予想をやや下回った。失業率は予想通り。今後も雇用の低迷が継続した場合、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加金融緩和への期待が高まりそうだ。

最終更新:7月7日(土)0時46分

 米労働省が6日発表した6月の雇用統計によると、景気動向を反映する非農業部門の就業者数は季節調整済みで前月比8万人の増加となったそうだ。

暗黒の稲妻