サムスン電子、第2四半期の営業利益は過去最高59億ドル見通し
ロイター 7月6日(金)9時9分配信

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7月6日、韓国のサムスン電子は、第2・四半期の営業利益は過去最高の6兆7000億ウォンとの見通しを示した。5月撮影(2012年 ロイター/Sean Gardner)
[ソウル 6日 ロイター] 韓国のサムスン電子<005930.KS>は6日、第2・四半期の営業利益が前年比79%増加し、過去最高の6兆7000億ウォン(59億ドル)との見通しを示した。スマートフォン「ギャラクシー」の販売が好調だった。
サムスン電子、営業益は過去最高の見通し:識者はこうみる
ロイターがまとめたアナリスト23人の予想(6兆6700億ウォン)にほぼ一致した。
営業利益は、過去最高だった前期比からは14.5%増となる。
第2・四半期の売上高は47兆ウォン(414億ドル)との見通しを示した。市場予想は50兆ウォン。本決算は7月27日までに発表する。
スマートフォンの好調で大幅増益となったが、半導体など他部門は、需要低迷やユーロ安の影響を受けている。
ある同社幹部は「スマートフォンは飛ぶように売れており、売り上げが40─60%拡大している店舗もある。ただこれは全体像ではなく、世界経済の低迷やユーロ安で状況はもっと厳しい」と語った。
ユーロは4月から韓国ウォンに対して約5%下落、ここ1年では8%下げ、2年ぶりの低水準となっている。
HMC投資証券のアナリスト、NHO GEUN-CHANG氏は「売上高は予想を下回ったが、これは、テレビや家電などの製品について予想以上の価格圧力があったことを示している。ただ、売上高が弱めだったなかでも、予想通りの利益を上げており、堅調な結果と言える」とし「第3・四半期は一段と高い利益が見込まれる。新型スマートフォン「ギャラクシーSIII」の販売が大幅に増加し、通信部門の利益を5兆ウォン超に押し上げるだろう」と述べた。
そのうえで、「ギャラクシーSIII」の出荷台数は第3・四半期に1900万台に達するとの見方を示した。
モバイル部門の利益は2倍以上拡大し4兆4000億ウォンに達した可能性。スマートフォンの販売台数は約5000万台に達した可能性。これは1秒間に380台が売れた計算になる。
米アップルの「iPhone」の次期モデルが発売されるまでギャラクシー最新モデルの販売好調は続き、第3・四半期のモバイル部門利益は引き続き堅調になる見通し。
全体の利益の70%以上を占めるモバイル部門の好調で、同社は第3・四半期も増益が見込まれる。
ロイターが13人のアナリストを対象に実施した調査によると、第3・四半期の営業利益は最大27%増加し、7兆3000億─8兆5000億ウォンになると予想されている。
モバイル部門の利益は「iPhone」の次期モデルが発売されれば圧迫される可能性がある。ただ、同社はアップルに「iPhone」と「iPad」の携帯端末用のメモリーチップなどを供給していることから、アップルの新製品発売で半導体部門の利益は押し上げられる。
最終更新:7月6日(金)11時37分
日本向けに記事流すならせめて(日本円で何円)くらい書いてくれよ。
暗黒の稲妻
ロイター 7月6日(金)9時9分配信

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7月6日、韓国のサムスン電子は、第2・四半期の営業利益は過去最高の6兆7000億ウォンとの見通しを示した。5月撮影(2012年 ロイター/Sean Gardner)
[ソウル 6日 ロイター] 韓国のサムスン電子<005930.KS>は6日、第2・四半期の営業利益が前年比79%増加し、過去最高の6兆7000億ウォン(59億ドル)との見通しを示した。スマートフォン「ギャラクシー」の販売が好調だった。
サムスン電子、営業益は過去最高の見通し:識者はこうみる
ロイターがまとめたアナリスト23人の予想(6兆6700億ウォン)にほぼ一致した。
営業利益は、過去最高だった前期比からは14.5%増となる。
第2・四半期の売上高は47兆ウォン(414億ドル)との見通しを示した。市場予想は50兆ウォン。本決算は7月27日までに発表する。
スマートフォンの好調で大幅増益となったが、半導体など他部門は、需要低迷やユーロ安の影響を受けている。
ある同社幹部は「スマートフォンは飛ぶように売れており、売り上げが40─60%拡大している店舗もある。ただこれは全体像ではなく、世界経済の低迷やユーロ安で状況はもっと厳しい」と語った。
ユーロは4月から韓国ウォンに対して約5%下落、ここ1年では8%下げ、2年ぶりの低水準となっている。
HMC投資証券のアナリスト、NHO GEUN-CHANG氏は「売上高は予想を下回ったが、これは、テレビや家電などの製品について予想以上の価格圧力があったことを示している。ただ、売上高が弱めだったなかでも、予想通りの利益を上げており、堅調な結果と言える」とし「第3・四半期は一段と高い利益が見込まれる。新型スマートフォン「ギャラクシーSIII」の販売が大幅に増加し、通信部門の利益を5兆ウォン超に押し上げるだろう」と述べた。
そのうえで、「ギャラクシーSIII」の出荷台数は第3・四半期に1900万台に達するとの見方を示した。
モバイル部門の利益は2倍以上拡大し4兆4000億ウォンに達した可能性。スマートフォンの販売台数は約5000万台に達した可能性。これは1秒間に380台が売れた計算になる。
米アップルの「iPhone」の次期モデルが発売されるまでギャラクシー最新モデルの販売好調は続き、第3・四半期のモバイル部門利益は引き続き堅調になる見通し。
全体の利益の70%以上を占めるモバイル部門の好調で、同社は第3・四半期も増益が見込まれる。
ロイターが13人のアナリストを対象に実施した調査によると、第3・四半期の営業利益は最大27%増加し、7兆3000億─8兆5000億ウォンになると予想されている。
モバイル部門の利益は「iPhone」の次期モデルが発売されれば圧迫される可能性がある。ただ、同社はアップルに「iPhone」と「iPad」の携帯端末用のメモリーチップなどを供給していることから、アップルの新製品発売で半導体部門の利益は押し上げられる。
最終更新:7月6日(金)11時37分
日本向けに記事流すならせめて(日本円で何円)くらい書いてくれよ。
暗黒の稲妻