欧州中銀、0.25%利下げ=事実上のゼロ金利政策―過去最低に
時事通信 7月5日(木)21時0分配信

 【フランクフルト時事】欧州中央銀行(ECB)は5日の定例理事会で、欧州の債務危機深刻化を受け、ユーロ圏17カ国の主要政策金利を0.25%引き下げ、過去最低の0.75%にすることを全会一致で決めた。ECBの利下げは7カ月ぶり。インフレへの警戒感が強いECBは過度の低金利には消極的だったが、債務危機が長期化する中、異例の領域に踏み込むことで、危機収束への決意を見せた形だ。
 また、上限金利、下限金利もともに0.25%引き下げる。下限金利は0%となる。現在は主要政策金利より下限金利の方が市場に及ぼす影響が大きく、事実上の「ゼロ金利政策」を導入したことになる。 

最終更新:7月5日(木)23時48分

円高が長引くだけならまだしも…恐いな。

暗黒の稲妻