韓国公安当局 訪朝終え帰国した民間団体幹部を逮捕
聯合ニュース 7月5日(木)16時55分配信

 【ソウル聯合ニュース】韓国政府の許可を得ず北朝鮮を訪問した祖国統一汎民族連合・韓国側本部の盧修熙(ノ・スヒ)副議長が5日午後、板門店を通じ韓国に帰国した。公安当局は盧氏を国家保安法違反容疑などで緊急逮捕した。
 政府消息筋によると、盧氏は午後3時ごろ板門店の軍事境界線(MDL)を越え韓国入り。すぐに統一部の連絡官が盧氏の身柄を確保し、公安当局に引き渡した。
 盧氏が韓国入りする直前、北朝鮮側では約200人が朝鮮半島を描いた旗を振るなどして見送ったという。
 盧氏は3月24日に金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去100日を迎えるのに合わせ行われた追悼行事に参加するため訪朝し、100日以上北朝鮮に滞在した。
 滞在中に金総書記と故金日成(キム・イルソン)主席の遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿を参拝。金総書記の死を悼み、「民族の父」と呼んだという。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記についても、人民を大切にした金総書記に従っているなどと語ったとされる。

最終更新:7月5日(木)16時55分

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