<パンダ>「立派なお母さんでホッと」…上野動物園会見
毎日新聞 7月5日(木)21時46分配信

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上野動物園のパンダ
初産なのに、落ち着いた“肝っ玉母さん”--。5日、24年ぶりにジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生した東京・上野動物園。自然交配では同園で初の出産となり、飼育担当者らは母親であるシンシンの快挙をたたえた。【佐々木洋】
【写真特集】赤ちゃんを抱きかかえるシンシンの様子
「無事に産んでくれて本当にうれしい」。上野動物園で5日夜に記者会見した土居利光園長(60)らは声を弾ませた。福田豊副園長(52)は「(出産した)シンシンは赤ちゃんの鳴き声を聞くとすぐに母親のスイッチが入り、左胸に抱きかかえて乳首を吸わせた。立派なお母さんでホッとした」と満面の笑みを浮かべた。
パンダは通常、出産の半日~1日ほど前から陣痛で動かなくなったり、落ち着きがなくなったりする。しかしシンシンは出産1時間半前までいつも通りエサを食べていたという。
4日から泊まり込みでモニター監視を続けていた女性飼育員が「キーキー」という甲高い声を耳にしたのは5日午後0時27分。慌てて獣医らに電話し叫んだ。「出た!」「鳴いた!」。担当者ら数人がピンク色の肌をした赤ちゃんの映像を確かめ、喜びを分かち合った。最初の交尾から103日目だった。
「あっという間の出産で安産。破水とほぼ同時に生まれたのだろう」と福田副園長。原樹子(たつこ)獣医師(50)は「初産なのに、母親としてとても慣れた感じがする。落ち着いていて体格もいい肝っ玉母さんです」と目を細めた。
名前について土居園長は「今は無事に大きくなってもらうことで頭がいっぱい」。一般公開は半年後以降になるとの見方を示し「それまで温かく見守って」と呼びかけた。
最終更新:7月6日(金)1時5分
日中問題は置いといて素直にお祝いしたい。
おめでとう。
暗黒の稲妻
毎日新聞 7月5日(木)21時46分配信

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上野動物園のパンダ
初産なのに、落ち着いた“肝っ玉母さん”--。5日、24年ぶりにジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生した東京・上野動物園。自然交配では同園で初の出産となり、飼育担当者らは母親であるシンシンの快挙をたたえた。【佐々木洋】
【写真特集】赤ちゃんを抱きかかえるシンシンの様子
「無事に産んでくれて本当にうれしい」。上野動物園で5日夜に記者会見した土居利光園長(60)らは声を弾ませた。福田豊副園長(52)は「(出産した)シンシンは赤ちゃんの鳴き声を聞くとすぐに母親のスイッチが入り、左胸に抱きかかえて乳首を吸わせた。立派なお母さんでホッとした」と満面の笑みを浮かべた。
パンダは通常、出産の半日~1日ほど前から陣痛で動かなくなったり、落ち着きがなくなったりする。しかしシンシンは出産1時間半前までいつも通りエサを食べていたという。
4日から泊まり込みでモニター監視を続けていた女性飼育員が「キーキー」という甲高い声を耳にしたのは5日午後0時27分。慌てて獣医らに電話し叫んだ。「出た!」「鳴いた!」。担当者ら数人がピンク色の肌をした赤ちゃんの映像を確かめ、喜びを分かち合った。最初の交尾から103日目だった。
「あっという間の出産で安産。破水とほぼ同時に生まれたのだろう」と福田副園長。原樹子(たつこ)獣医師(50)は「初産なのに、母親としてとても慣れた感じがする。落ち着いていて体格もいい肝っ玉母さんです」と目を細めた。
名前について土居園長は「今は無事に大きくなってもらうことで頭がいっぱい」。一般公開は半年後以降になるとの見方を示し「それまで温かく見守って」と呼びかけた。
最終更新:7月6日(金)1時5分
日中問題は置いといて素直にお祝いしたい。
おめでとう。
暗黒の稲妻