75年越し女性飛行士の謎調査=残骸発見情報のキリバスの島―米
時事通信 7月3日(火)14時32分配信

 【ロサンゼルスAFP=時事】75年前に世界一周飛行に挑戦中、太平洋上で消息を絶った米女性飛行士アメリア・イアハート(当時39)の最期の謎を解明する調査が、飛行機の残骸が見つかったという情報のあるキリバス領の環礁島ニクマロロ島で近く始まる。科学者約20人の調査チームは3日、同島に向け米ハワイ州を出航し、10日間にわたって同島や周辺の海底を調べる。
 調査チームは、イアハートの飛行機が無人のニクマロロ島に無事着陸し、波や潮で流されるまで数日間そのままだったとの仮説を立てている。
 同島は長さ約6キロ、幅約2キロ。調査には2009年に大西洋に墜落したエールフランス機からフライトレコーダーを回収したのと同様の遠隔操作装置など最先端機器を初めて活用。将来の調査のため、残骸が見つかっても回収はせず、写真を撮って位置を正確に記録するという。 

最終更新:7月3日(火)22時48分

75年前に世界一周飛行に挑戦中、太平洋上で消息を絶った米女性飛行士アメリア・イアハート(当時39)の最期の謎を解明する調査が、飛行機の残骸が見つかったという情報のあるキリバス領の環礁島ニクマロロ島で近く始まるそうだ。

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