東太平洋のクロマグロ漁獲枠、初めて設定
読売新聞 6月30日(土)19時6分配信

 東太平洋のマグロやカツオなどの水産資源を管理する「全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)」は、東太平洋のクロマグロの漁獲枠を2012~13年の2年間で計1万トンとすることで合意した。

 米カリフォルニア州ラホヤで25~29日に開いた年次会合で決まった。

 東太平洋クロマグロの漁獲枠が設定されるのは初めてとなる。日本は東太平洋ではクロマグロをとっていないが、この地域の乱獲が、日本が漁獲を行っている西太平洋に影響を及ぼす可能性があるため、日本などが枠設定を求めていた。

 東太平洋クロマグロ漁獲の大半はメキシコが行い、刺し身用などで日本に輸出している。

 会合ではこのほか、メバチマグロとキハダマグロの巻き網漁業は全面禁漁期間を62日間とし、メバチマグロのはえ縄漁業は07年の漁獲枠より5%減らすなど昨年の合意事項を承認した。

最終更新:6月30日(土)19時6分

漁をしていない海域だから良いと言うより 根本的な解決を望みたい。

暗黒の稲妻