きょう節電要請スタート 東北、東電は計画停電なし
産経新聞 7月2日(月)7時55分配信


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計画停電の実施方法(写真:産経新聞)
 全国各地で2日から、政府の要請による節電期間が始まる。特に電力需給が逼迫(ひっぱく)している関西電力管内では一昨年夏比15%以上の節電を要請。中部、北陸、中国、四国、九州の各電力管内でも5~10%以上の節電を求める。関西、北海道、四国、九州の4電力管内では電気の供給余力が1%を切る見通しとなった場合、計画停電を実施。一方、関電大飯原発3、4号機(福井県おおい町)のうち、3号機のフル稼働を確認した時点で関電管内などの節電目標を緩和する。
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 節電期間は中部、関西、北陸、中国、四国、九州で2日から9月7日までの平日午前9時から午後8時まで。北海道は23日から9月14日まで。

 供給余力のある東京、東北電力管内では数値目標を伴う節電や計画停電は実施しない。また原発がない沖縄は節電要請対象から除いた。

 計画停電を行う場合、関電管内では前日の午後6時ごろまでに停電の可能性がある時間帯、グループ、区域などを公表。当日の需給状況を見据え、実施の2時間前に最終判断する。

 昨春の東電管内の計画停電では都心部は停電対象から除外したが、関電では原則、例外地域を設けない。

 大飯3号機は順調なら8日にもフル稼働する見込み。その場合、関西を現在の15%から10%、中部、北陸は5%から4%、中国も5%から3%に引き下げる。4号機がフル稼働した際、さらに目標を引き下げる方針だ。

最終更新:7月2日(月)12時28分

全国各地で2日から、政府の要請による節電期間が始まる様だ。

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