元会長の事件、佐光社長が謝罪 大王製紙が株主総会
産経新聞 6月28日(木)10時55分配信

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大王製紙の株主総会の会場に入っていく株主ら=28日午前、愛媛県四国中央市(森田晶宏撮影)(写真:産経新聞)
創業家出身の元会長による巨額借り入れ事件と、その後の現経営陣と創業家の対立で経営が揺らいだ大王製紙は28日、事件後初の株主総会を愛媛県四国中央市で開いた。佐光正義社長は冒頭、事件の経緯などを説明し「上場企業としてあるまじき事態。株主や関係会社に大変な迷惑や心配をおかけしたことをおわび申し上げます」と謝罪した。
[表で見る] 大王製紙と創業家が経営権を争う主な関連会社
佐光社長は事件の原因について「大株主で役員でもある創業家の指示には絶対的に配慮しないといけないという風土が根付き、チェック体制が十分に整備されていなかった」と指摘。その上で、「再発防止策を徹底し、信頼回復や企業価値の向上に会社が一丸となって努める」と強調した。
また佐光社長は、北越紀州製紙が大王の創業家から株式を取得し、大王株の約2割を保有する筆頭株主になることで合意した資本提携強化についても説明。創業家が実質支配する大王の関連会社18社の株式を、北越紀州を通じて大王が取得するとして、「創業家がグループに強固な支配力を有する状況が解消され、コーポレートガバナンス(企業統治)を有効にする体制が整備される」と述べた。
総会では、外部の目で経営を監視する社外取締役2人を新たに選任する議案などを提案し、株主の承認を求める。
最終更新:6月28日(木)15時37分
創業者一族とはいえ、息子の不始末はどうとるんだろうかね。
商品や従業員のためにもきれいな経営をしてほしいものだ。
暗黒の稲妻
産経新聞 6月28日(木)10時55分配信

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大王製紙の株主総会の会場に入っていく株主ら=28日午前、愛媛県四国中央市(森田晶宏撮影)(写真:産経新聞)
創業家出身の元会長による巨額借り入れ事件と、その後の現経営陣と創業家の対立で経営が揺らいだ大王製紙は28日、事件後初の株主総会を愛媛県四国中央市で開いた。佐光正義社長は冒頭、事件の経緯などを説明し「上場企業としてあるまじき事態。株主や関係会社に大変な迷惑や心配をおかけしたことをおわび申し上げます」と謝罪した。
[表で見る] 大王製紙と創業家が経営権を争う主な関連会社
佐光社長は事件の原因について「大株主で役員でもある創業家の指示には絶対的に配慮しないといけないという風土が根付き、チェック体制が十分に整備されていなかった」と指摘。その上で、「再発防止策を徹底し、信頼回復や企業価値の向上に会社が一丸となって努める」と強調した。
また佐光社長は、北越紀州製紙が大王の創業家から株式を取得し、大王株の約2割を保有する筆頭株主になることで合意した資本提携強化についても説明。創業家が実質支配する大王の関連会社18社の株式を、北越紀州を通じて大王が取得するとして、「創業家がグループに強固な支配力を有する状況が解消され、コーポレートガバナンス(企業統治)を有効にする体制が整備される」と述べた。
総会では、外部の目で経営を監視する社外取締役2人を新たに選任する議案などを提案し、株主の承認を求める。
最終更新:6月28日(木)15時37分
創業者一族とはいえ、息子の不始末はどうとるんだろうかね。
商品や従業員のためにもきれいな経営をしてほしいものだ。
暗黒の稲妻