民主造反57人「極めて残念な結果」と首相
読売新聞 6月26日(火)18時27分配信


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一体改革関連法案が衆院通過したことを受け、記者会見する野田首相(26日午後6時12分、首相官邸で)=清水敏明撮影
 今国会最大の焦点である消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案が衆院通過したことを受け、野田首相は26日夕、首相官邸で記者会見した。

 首相は、消費税法改正案の採決で民主党内から57人が反対票を投じたことについて、「極めて残念な結果だ。当然、党議拘束がかかっていた。私と(輿石)幹事長とよく相談し、党内のルールにのっとって厳正に対応したい」と述べた。

 首相は、「『何かをやってからその後に』との理屈で、これまで決めるべきタイミングをずっと逃してきたんじゃないでしょうか。決めるべき時に決める。結論を出す。先送りをしない。そういう政治をつくり出したい」と、法案への理解を求めた。

 また、「気を引き締めて今まで以上に緊張感をもって参院での審議に臨み、何としてもこの国会中に成立させたい」と、改めて今国会での法案成立に意欲を示した。

 衆院解散の時期については、「やらなければいけないことをやり抜いた後に民意を問う」と明言を避けた。9月に予定される民主党代表選については、「代表選うんぬんということはまだそこまで考えていない」と話した。

最終更新:6月26日(火)20時11分

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