「Surface」第1弾はWi-Fi専用モデルに
Computerworld 6月25日(月)14時50分配信

 2人の匿名情報提供者が「Washington Post」紙に対し、Microsoftの「Surface」タブレット・コンピュータ第1弾はWi-Fi専用モデルになると語った。

 Microsoftは6月18日にSurfaceを発表したが、Windows RTもしくはWindows 8 Proを搭載する同タブレットの最初の製品に携帯接続機能を持たせるかどうかは明らかにしなかった。関係者は、Surfaceタブレットの詳細の多くが空白になったままの簡単な仕様書にしか言及していない。この仕様書には、Windows RT版およびWindows 8 Pro版の両モデルに複数のポートや2×2 MIMOアンテナが実装されると記載されており、これらのアンテナはWi-Fiにも携帯通信にも使用できる。とはいえ、仕様書が未完成であることから、携帯接続が可能になるか否かは推測しようがないとアナリストらは述べていた。

 Surfaceタブレットにチップを提供している可能性の高いメーカーと関係のある消息筋は、同製品の初回製品には携帯無線接続用のチップが存在しないと「Computerworld」米国版に話している。もっとも、ほかのチップ・メーカーが今後どうするのかはわからない。

 Appleの「新しいiPad」は、一部のモデルはWi-Fi専用機であるものの、4G LTE携帯接続とWi-Fiの両方を備えている。アナリストはここ数か月間、よく売れているのはWi-Fi専用モデルのほうで、市場の大部分をこちらが占めているとの見方を示してきた。スマートフォンと同様、タブレットを使用するのにこれ以上余計な携帯通信費を払いたくないというユーザーが多いため、こうした現象が起こっているのだという。

 Washington Postの情報提供者は、MicrosoftがSurfaceタブレットに台湾のPegatron Corp.のパーツを採用しているとも証言した。
(Matt Hamblen/Computerworld米国版)

最終更新:6月25日(月)15時50分

その二人の特命…というのが何処迄宛になるんだろうかね。

暗黒の稲妻