11年度税収、8000億円上振れ=補正財源に充当も
時事通信 6月26日(火)2時32分配信

 2011年度の国の一般会計の税収が42兆8000億円前後に達することが25日、明らかになった。法人税を中心に納税額が想定を上回り、2月に成立した第4次補正予算で増額した後の見積額42兆300億円から8000億円程度上振れする。消費増税関連法案の衆院採決に絡み、与野党から景気対策の財源に充てるよう求める声が高まりそうだ。
 税収が補正後の見積額を上回るのは3年連続。欧州債務危機や円高、タイの洪水などに伴う景気低迷が懸念されたが、法人税収は前年度並みを確保し、見積額を1000億円超上回った。電機、自動車など輸出関連企業が業績不振に見舞われた半面、コンビニや建設など内需関連企業は東日本大震災後の復興需要を追い風に収益が底堅かった。 

最終更新:6月26日(火)8時21分

2011年度の国の一般会計の税収が42兆8000億円前後に達することが25日、明らかになったそうだ。

暗黒の稲妻