<一体改革法案>民主反対55前後 26日、衆院通過へ
毎日新聞 6月25日(月)22時18分配信

拡大写真
採決をめぐる攻防
消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案は26日午前の衆院特別委員会と午後の衆院本会議で民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決され、衆院を通過する見通しだ。毎日新聞の調べでは、民主党内で55人前後が採決で反対する意向を固め、欠席・棄権を含む造反者は70人に迫る情勢。多くは離党の可能性を否定しているものの、衆院の民主党会派289人のうち約4人に1人が造反する混乱が予想され、民主党は分裂含みの重大な局面を迎える。
【何時ごろに何が?26日のタイムスケジュール】
同党の小沢一郎元代表は25日夜、東京都内のホテルにグループの約40人を集め「いよいよ(採決は)明日になったが、気持ちを一つにして、しかるべき結果を出していこう。(離党については)採決が終わった後に自分からきちんと話す」と結束を訴えた。小沢グループは衆院本会議後の26日夕、会合を開く。
反対する構えの議員には、離党を否定する鳩山由紀夫元首相のグループも数人含まれ、小沢グループでも離党を明言している議員は少ない。小沢元代表が離党に踏み切っても与党が過半数割れする54人に離党者は届かない見通し。元代表の側近議員は25日夜、「明日、離党を表明することはない」と語った。
小沢グループでは、福田昭夫総務政務官が採決を欠席か棄権し、政務官を辞任する意向を固めた。法案採決を巡り政務三役が辞任するのは初めて。
「心から、心から、心から、お願い申し上げます」。野田佳彦首相は25日夕、国会内で開いた臨時代議士会で、集まった党所属の衆院議員約250人に深々と頭を下げた。
臨時代議士会は民主党執行部が首相自ら党の分裂回避を訴える大詰めの舞台として設定し、非公開で1時間に及んだ。首相は自公両党との修正合意について「最低保障年金も後期高齢者医療制度の廃止も(マニフェストの)旗は降ろしていない」と理解を求めたが、小沢グループからは「旗を持ち続けられないような3党合意だ」(階猛氏)などの厳しい発言が相次いだ。
最後に輿石東幹事長が「首相と一緒に(私を)信じてください」と結束を呼びかける一方で「処分がどうだこうだという議論をすべきでない」と除籍(除名)などの厳しい処分を見送る姿勢をみせ、反対か棄権かで悩む議員が反対に回る動きにつながっている。【青木純、光田宗義】
最終更新:6月26日(火)12時8分
社会保障一体なんかじゃないだろう。
消費税増税の既成事実を作りあげて社会保障を棚上げしたに過ぎない。
海外へ資金を垂れ流し国会議員が身を切るわけでもない、こんなのを政治とは呼ばない。
民主党以外で造反する勇気ある議員は居ないのかね。
暗黒の稲妻
毎日新聞 6月25日(月)22時18分配信

拡大写真
採決をめぐる攻防
消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案は26日午前の衆院特別委員会と午後の衆院本会議で民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決され、衆院を通過する見通しだ。毎日新聞の調べでは、民主党内で55人前後が採決で反対する意向を固め、欠席・棄権を含む造反者は70人に迫る情勢。多くは離党の可能性を否定しているものの、衆院の民主党会派289人のうち約4人に1人が造反する混乱が予想され、民主党は分裂含みの重大な局面を迎える。
【何時ごろに何が?26日のタイムスケジュール】
同党の小沢一郎元代表は25日夜、東京都内のホテルにグループの約40人を集め「いよいよ(採決は)明日になったが、気持ちを一つにして、しかるべき結果を出していこう。(離党については)採決が終わった後に自分からきちんと話す」と結束を訴えた。小沢グループは衆院本会議後の26日夕、会合を開く。
反対する構えの議員には、離党を否定する鳩山由紀夫元首相のグループも数人含まれ、小沢グループでも離党を明言している議員は少ない。小沢元代表が離党に踏み切っても与党が過半数割れする54人に離党者は届かない見通し。元代表の側近議員は25日夜、「明日、離党を表明することはない」と語った。
小沢グループでは、福田昭夫総務政務官が採決を欠席か棄権し、政務官を辞任する意向を固めた。法案採決を巡り政務三役が辞任するのは初めて。
「心から、心から、心から、お願い申し上げます」。野田佳彦首相は25日夕、国会内で開いた臨時代議士会で、集まった党所属の衆院議員約250人に深々と頭を下げた。
臨時代議士会は民主党執行部が首相自ら党の分裂回避を訴える大詰めの舞台として設定し、非公開で1時間に及んだ。首相は自公両党との修正合意について「最低保障年金も後期高齢者医療制度の廃止も(マニフェストの)旗は降ろしていない」と理解を求めたが、小沢グループからは「旗を持ち続けられないような3党合意だ」(階猛氏)などの厳しい発言が相次いだ。
最後に輿石東幹事長が「首相と一緒に(私を)信じてください」と結束を呼びかける一方で「処分がどうだこうだという議論をすべきでない」と除籍(除名)などの厳しい処分を見送る姿勢をみせ、反対か棄権かで悩む議員が反対に回る動きにつながっている。【青木純、光田宗義】
最終更新:6月26日(火)12時8分
社会保障一体なんかじゃないだろう。
消費税増税の既成事実を作りあげて社会保障を棚上げしたに過ぎない。
海外へ資金を垂れ流し国会議員が身を切るわけでもない、こんなのを政治とは呼ばない。
民主党以外で造反する勇気ある議員は居ないのかね。
暗黒の稲妻