ギリシャ新首相ら相次ぎ「災難」
産経新聞 6月23日(土)1時38分配信

 【ベルリン=宮下日出男】ロイター通信などによると、20日に就任したばかりのギリシャ新政権のサマラス首相は23日に網膜剥離の手術を受ける。首相府が22日発表した。

 同日に受けた目の検査で発覚したという。このため、首相は同日予定していた議員たちとの会合を急遽(きゅうきょ)中止した。

 一方、ギリシャ最大手のナショナル銀行会長から財務相に就任するラパノス氏もめまいや吐き気などを起こし、病院に運ばれ、検査を受けた。22日夕の宣誓式に出席できるかどうかは不明という。

 ラパノス氏は、欧州連合(EU)の支援条件である緊縮策の再交渉を担う重要な役割を担う。

 首相や重要閣僚が相次ぎ災難に遭った形で、新政権には“多難”な門出となった。

最終更新:6月23日(土)9時56分

不安な船出だね。

暗黒の稲妻