<大飯原発>水位の警報作動 発表半日後で陳謝
毎日新聞 6月20日(水)12時13分配信


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大飯原発の(右から)3、4号機=福井県おおい町で、本社ヘリから後藤由耶撮影
 関西電力は20日、再稼働の準備作業中の大飯原発3号機(福井県おおい町)で19日午後9時51分、発電機の冷却水タンクの水位低下を示す警報が作動したと発表した。現地では「特別な監視体制」として、24時間態勢で経済産業省原子力安全・保安院や関電、福井県などの担当者が作業を監視している。保安院は20日午前11時から記者会見し、発表が発生から約半日後になったことを陳謝した。

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 報道各社には20日午前8時半ごろ、記者会見開催の連絡があった。保安院などによると、警報が鳴ったことは、同原発に近い大飯オフサイトセンターに設置した「特別な監視体制」が発生と同時に把握。監視体制には保安院や関電、福井県などの担当者が常駐しているが、「安全への影響がなく、法令に基づく異常事象でもないので、夜中に発表する必要はないと判断した」という。保安院の担当者は20日、「前倒し発表をする認識はあったが、結果的に発表が遅れたのは、判断を誤った」と説明した。

 関電によると、警報は4分後に止まった。実際はタンクの水位に異常はなく、ポンプを動かしたことにより一時的に水位が変動したことが原因とみられる。16日に始まった準備作業で、警報が鳴ったのは初めて。現在、3号機は、2次系配管や復水器周りを水で洗浄する作業を実施している。今後の作業に影響はないという。【松野和生、柳楽未来】

最終更新:6月20日(水)13時33分

福島第一原発事故という大変な事故があったにも関わらず何でこんなに ぬるいのか理解に苦しむんだけどね。
プロ意識の欠片が微塵も無いんじゃないのかね。
本当呆れる。

暗黒の稲妻