亜熱帯に多い円石藻増加=ベーリング海、漁業資源に影響か
時事通信 6月19日(火)5時5分配信
サケやカニの漁場として知られるベーリング海の東部では、1970年代後半から亜熱帯の海に多い植物プランクトン「円石藻」が増えており、漁業資源が豊かな海ではなくなる恐れがあることが分かった。海洋研究開発機構などの国際研究チームが18日までに調査船「みらい」で海底堆積物を採取し、円石藻が合成する特定物質の濃度を調べた成果。論文は米地球物理学連合誌に掲載される。
海洋機構の原田尚美チームリーダーによると、円石藻が増えたのは温暖化で海氷面積が縮小して太陽光が海中によく届くようになったほか、海の深い所から栄養物質が浅い所へ上昇しにくくなったことが原因の可能性がある。漁獲資源が少ない亜熱帯の海に近い状態になるかもしれないという。
最終更新:6月19日(火)14時6分
影響が心配だね。
暗黒の稲妻
時事通信 6月19日(火)5時5分配信
サケやカニの漁場として知られるベーリング海の東部では、1970年代後半から亜熱帯の海に多い植物プランクトン「円石藻」が増えており、漁業資源が豊かな海ではなくなる恐れがあることが分かった。海洋研究開発機構などの国際研究チームが18日までに調査船「みらい」で海底堆積物を採取し、円石藻が合成する特定物質の濃度を調べた成果。論文は米地球物理学連合誌に掲載される。
海洋機構の原田尚美チームリーダーによると、円石藻が増えたのは温暖化で海氷面積が縮小して太陽光が海中によく届くようになったほか、海の深い所から栄養物質が浅い所へ上昇しにくくなったことが原因の可能性がある。漁獲資源が少ない亜熱帯の海に近い状態になるかもしれないという。
最終更新:6月19日(火)14時6分
影響が心配だね。
暗黒の稲妻