スパコン「京」世界2位に…米新鋭機に抜かれる
読売新聞 6月18日(月)16時54分配信

 スーパーコンピューターの計算速度の世界順位「TOP500」が18日発表された。

 昨年6月と11月に2期連続1位だった理化学研究所と富士通のスパコン「京(けい)」は1秒あたり1京510兆回(1京は1兆の1万倍)で、2位に陥落。同1京6324兆回を達成した米ローレンス・リバモア国立研究所の新鋭機「セコイア」に王座を明け渡した。

 スパコンは高速になるほど、実験の難しい複雑な現象などをより精密に模擬することが可能。基礎科学のほか、航空機や医薬品などの産業では開発の時間と費用を劇的に節約できる可能性を秘める。米国や中国では、核爆発の再現など軍事面での利用価値も大きい。

 国力を左右する基幹技術として各国とも力を入れ、次々と高速機を開発。2002~04年には日本の「地球シミュレータ」が5期連続で首位を守ったが、最近は毎年、王者が変わってきた。

最終更新:6月18日(月)21時9分

二位になってしまが、その計算力をもっと様々な分野に使える様にどんどん研究を進めてほしいね。

暗黒の稲妻