社会党が単独過半数=オランド政権に安定基盤―仏総選挙
時事通信 6月18日(月)6時20分配信
【パリ時事】17日行われたフランス国民議会(下院、定数577)選挙の決選投票は即日開票の結果、オランド新政権を支える左派与党・社会党が単独過半数の314議席を獲得し、勝利を収めた。左派は昨年9月の上院選でも過半数を獲得。上下両院で安定勢力を確保したことで、オランド政権は経済成長と財政赤字削減の両立を目指す欧州危機対策、雇用改善などの主要課題に本腰を入れて取り組む態勢を整えた。
開票がほぼ終了した時点の仏内務省発表によると、社会党の獲得議席は改選前の195から314へ急増。過去最多だった1981年総選挙の285議席も上回った。社会党と連立を組む環境保護政党「緑の党・欧州エコロジー(EELV)」も17議席を得た。
社会党のオブリ第1書記は仏テレビで「変革に対する国民の願いが示された。左派や環境保護派だけでなく、人道主義、民主主義の勝利だ」と強調した。
一方、サルコジ前政権の与党だった右派の国民運動連合(UMP)は、改選前の304議席から194議席へ大幅に後退。アリヨマリ元外相、ゲアン前内相ら大物も相次いで落選し、2002年のUMP結党以来初の半数割れとなった。
最終更新:6月18日(月)10時8分
17日行われたフランス国民議会(下院、定数577)選挙の決選投票は即日開票の結果、オランド新政権を支える左派与党・社会党が単独過半数の314議席を獲得し、勝利を収めた様だ。
暗黒の稲妻
時事通信 6月18日(月)6時20分配信
【パリ時事】17日行われたフランス国民議会(下院、定数577)選挙の決選投票は即日開票の結果、オランド新政権を支える左派与党・社会党が単独過半数の314議席を獲得し、勝利を収めた。左派は昨年9月の上院選でも過半数を獲得。上下両院で安定勢力を確保したことで、オランド政権は経済成長と財政赤字削減の両立を目指す欧州危機対策、雇用改善などの主要課題に本腰を入れて取り組む態勢を整えた。
開票がほぼ終了した時点の仏内務省発表によると、社会党の獲得議席は改選前の195から314へ急増。過去最多だった1981年総選挙の285議席も上回った。社会党と連立を組む環境保護政党「緑の党・欧州エコロジー(EELV)」も17議席を得た。
社会党のオブリ第1書記は仏テレビで「変革に対する国民の願いが示された。左派や環境保護派だけでなく、人道主義、民主主義の勝利だ」と強調した。
一方、サルコジ前政権の与党だった右派の国民運動連合(UMP)は、改選前の304議席から194議席へ大幅に後退。アリヨマリ元外相、ゲアン前内相ら大物も相次いで落選し、2002年のUMP結党以来初の半数割れとなった。
最終更新:6月18日(月)10時8分
17日行われたフランス国民議会(下院、定数577)選挙の決選投票は即日開票の結果、オランド新政権を支える左派与党・社会党が単独過半数の314議席を獲得し、勝利を収めた様だ。
暗黒の稲妻