松坂2戦目は6回3失点で2敗目…復活勝利ならず
サンケイスポーツ 6月16日(土)6時3分配信

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カブス戦に先発したレッドソックスの松坂=リグレー・フィールド(撮影・リョウ薮下)(写真:サンケイスポーツ)
 カブス3-0レッドソックス(15日、シカゴ)右ひじ手術からメジャーに復帰したレッドソックス・松坂大輔投手が中5日で2度目の先発。6回、93球を投げ4安打、3奪三振、4四死球、3失点も、打線の援護がなく2敗目を喫した。

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 カブスとは初対決。リグレー・フィールドのマウンドに初めて上がった松坂は初回、制球が定まらず、先頭のカンパーナを四球で歩かせてしまう。2番・カストロを3球目の外のスライダーで空振り三振。カンバーナに二盗を許したが、デヘススを力のある直球で左飛。カンパーナに三盗され、4番のソリアーノに四球。ここで巨人入りが噂された5番のラヘアーを迎えた。

 1ボールから直球で連続空振りを奪い、4球目の直球は外角低めへのナイスボール。松坂はマウンドを下りかけたものの、球審の判定はボール。結局7球粘られ四球を与え満塁。早くもバレンタイン監督がマウンドに向かったが、クレベンジャーに左前へ落ちる2点適時打を浴び、先制を許した。

 二回にも不運が襲う。一死から投手のデンプスターに右前へ運ばれ、本職は一塁で右翼を守るエイドリアン・ゴンザレスのまずい守備で三塁打とされた。二死後、デヘススにスライダーを右前に弾き返され、3点目を失った。

 しかし三回以降は立ち直り、許した安打は四回、デンプスターに真ん中の直球を左前に打たれただけ。五、六回は三者凡退で仕留め、七回の打席で代打を送られ交代した。

 交流戦で「9番」に入り、2年ぶりの打席に立ったが、二回、二死一塁の第1打席はカブスの開幕投手・デンプスターの決め球、スライダーを捉えるも中飛。四回、無死二塁の第2打席は、3バント失敗の三振に倒れた。

最終更新:6月16日(土)15時45分

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