中学校で異臭騒ぎ、16人が搬送…兵庫・西宮
読売新聞 6月13日(水)18時20分配信

 13日午後3時45分頃、兵庫県西宮市名塩木之元の市立塩瀬中学校(835人)で「異臭がして生徒が気分が悪いと訴えている」と教諭から119番があった。

 1年生約20人が手足のしびれなどを訴え、16人が病院に搬送された。

 9人が入院したが、いずれも軽症。

 この日午前、害虫駆除のため校内の樹木に防虫剤がまかれており、西宮署が異臭との関連を調べている。

 同署などによると、午後2時45分頃から「気持ちが悪い」と訴え、保健室に向かう生徒が相次いだため通報。学校は全校生徒を体育館に避難させ、クラブ活動などを中止した。

 市教委などによると、防虫剤は、午前9時40分頃から約1時間、市職員4人が中庭の桜やモミジなどに地上から吹き付けた。薬剤は水で薄めており、毒性は弱かったという。

 病院に搬送された女子生徒の一人は「手足に力が入らなくなり、死ぬかと思った」と声を震わせていた。

 現場は、JR福知山線西宮名塩駅の南約200メートルの住宅街。

最終更新:6月13日(水)22時14分

もし本当に市の職員のミスなら、しかるべき対応をしてほしい.

暗黒の稲妻