国内外17チームに微粒子配布=はやぶさ回収、小惑星研究へ―JAXA
時事通信 6月13日(水)18時31分配信
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、探査機「はやぶさ」が回収した小惑星イトカワの微粒子の研究を公募した結果、日本や米英など計6カ国の17チームが選ばれたと発表した。公募はさらに2回行われる予定で、イトカワの誕生経緯などの研究が進むことが期待される。
 「はやぶさ」は2010年6月に地球に帰還。微粒子内の有機物の有無などを調べる初期段階の分析は終わったため、JAXAは今年1月、海外も含めた研究の公募を始めた。7カ国から31件の申し込みがあり、17件が選ばれた。
 日本から選ばれた6チームのうち、中村智樹東北大教授のチームなど四つは初期段階の分析にも参加していた。海外からは米英のほか、ドイツやオーストラリア、フランスの研究チームが選定された。 

最終更新:6月13日(水)18時49分

研究の成果が人類の発展に貢献することを切望したい。

暗黒の稲妻