藤原社長、2か月で4500万円ゲット!…マラソン
スポーツ報知 6月14日(木)8時3分配信


拡大写真
トマトをかじってポーズを決める藤原
 ロンドン五輪男子マラソン代表の藤原新(30)=ミキハウス=が13日、都内で食品大手のカゴメとのスポンサー契約を発表。今月1日から1年間の契約で、500万円(推定)の活動費のほか、藤原自身「大好物」というトマトジュースなどの同社商品の提供を受ける。3月末に自身が社長を務める「株式会社藤原新」設立後、2か月あまりで、総額4500万円(推定)を超える活動費をゲットした計算だ。

 昨年10月末に前の所属企業と契約を打ち切って以降、無職ランナーとして活動していた頃とは大違い。藤原は「当時の踏ん張りが今につながっている。強い心を失ったら、僕の価値は0になるので、強い心を持って五輪に臨みたい」と改めて決意を見せた。

 これで、五輪前の“営業活動”は終了。11日には43キロ走をした影響で「疲労困憊(こんぱい)になってしまった」と12日の長崎・佐世保での公開練習をキャンセルしたが、大きな影響はないという。18日からは北海道で合宿を行い「レースの駆け引きや雰囲気を確かめたい」と、トラック2レースと札幌国際ハーフ(7月1日、札幌、報知新聞社後援)に出場。悲願の五輪メダル獲得へ向け、社長は走ることに専念する。

最終更新:6月14日(木)15時4分

本番で好結果を出せればいいね。

暗黒の稲妻