ユーロ圏は強力な銀行・財政統合が必要=EU首脳会議草案
ロイター 6月13日(水)19時36分配信

[ブリュッセル 13日 ロイター] 6月28─29日の欧州連合(EU)首脳会議では、ユーロ圏はより強力な銀行・財政統合と、ガバナンス向上が必要との見解で一致する見通し。また、これらのゴールを達成するための道筋は、EU高官によるリポートで示されるという。

ロイターが13日に入手したEU首脳会議の草案で明らかになった。

草案は「EMU(経済通貨同盟)を一歩進める必要があることが、最近の状況によって示されている」と指摘。「新たな段階は、より深い政策統合と協調の上に築かれる。ユーロ圏のガバナンス向上を伴う、より強力な銀行・財政統合に向け、より具体的な措置が必要」としている。

EUの外交担当者が14日、首脳会議の草案について議論する予定。

ユーロ圏の統合深化については、バローゾ欧州委員長と欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁、ユンケル・ユーログループ議長、ファンロンパイEU大統領が、今回のEU首脳会議で報告することになっている。

草案は「完全な経済通貨同盟に向けて、5月23日に作成が委任されたリポートでは、実現への主要な道筋が示されるだろう」としている。

「作業の方法や、目標達成の時期も示される」という。

最終更新:6月14日(木)11時29分

口では何でも言える。
行動、実行しなければ意味が無いと思うけどね。
決定即座に実行に大きな効果がある気がするんだが。

暗黒の稲妻