正面衝突、5人死亡=原発避難の高齢女性ら―病院送迎ワゴンとトレーラー・福島
時事通信 6月9日(土)17時18分配信

 9日午後0時5分ごろ、福島県二本松市針道の国道349号でワゴン車と大型トレーラーが正面衝突し、ワゴン車に乗っていた6人のうち70~81歳の5人が多発性外傷で死亡、1人が重傷を負った。トレーラーの2人は軽傷。県警二本松署が詳しい原因を調べている。
 同署によると、ワゴン車は同県南相馬市原町区の眼科診療所が患者の送迎に使用。亡くなった松本トシ子さん(81)、清野春子さん(70)、重傷の大沢ヨシエさん(83)らは、東京電力福島第1原発事故で避難区域に指定された葛尾村の住人で、避難先の三春町からこの診療所に行き、同町の仮設住宅などへ戻る途中だった。
 ほかに亡くなったのは松本サツヨさん(77)、千葉アイさん(73)、運転手の志賀模央さん(70)。
 診療所によると、避難した患者に月1回、送迎サービスを行い、志賀さんも南相馬市内の自宅が東日本大震災で被災し、同市で避難生活を送っていた。
 トレーラーに乗っていたのは、飯舘村から同市に避難している自営業佐野貴史さん(37)夫婦。三春町で重機を返却した帰りだったという。
 現場は片側1車線の見通しのいい道路で、当時は雨が降っていた。 

最終更新:6月9日(土)22時18分

スピードが出ていなかったら此処までは大きな事故にはならなかったのだろう。
スピードの出し過ぎに注意だね。

暗黒の稲妻