核協議は「進展なし」=イランの対応を非難―IAEA
時事通信 6月9日(土)7時24分配信

 【ベルリン時事】イランの核開発疑惑の解明に向けた検証方法の枠組みをめぐり、ウィーンで行われた国際原子力機関(IAEA)と同国の協議は8日、物別れに終わった。出席したIAEAのナカーツ事務次長は記者団に「進展はなかった。失望している」と語り、イラン側の対応を非難。天野之弥事務局長は5月のイラン訪問後、合意文書調印は近いと語ったが、時間がかかる可能性が出てきた。
 ナカーツ事務次長によると、IAEA側はイランがこれまでの協議で示した懸念に対応する修正案を提示した。これに対し、イランは既に話し合った問題を蒸し返したほか、新たな問題を提起。次回協議の日程も決まらなかった。 

最終更新:6月9日(土)8時40分

イランの核開発疑惑の解明に向けた検証方法の枠組みをめぐり、ウィーンで行われた国際原子力機関(IAEA)と同国の協議は8日、物別れに終わった様だ。

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