上川「金」見えない “消去法代表”が弱音連発…柔道
スポーツ報知 6月7日(木)8時3分配信

 柔道男子ロンドン五輪代表勢が6日、東広島市内での強化合宿を公開し、100キロ超級の“消去法代表”上川大樹(22)=京葉ガス=が、金メダル獲得への不安を口にした。「今んとこ見えてない」と本音を漏らし、目標設定を「入賞とか3位ぐらいには」と、当初の金メダル奪取から大幅に“下方修正”した。全日本柔道連盟の吉村和郎・強化委員長は、伝統階級の五輪代表を「坊ちゃん1号」「新人類」などと評し頭を抱えた。

 現実を直視したのか、上川が本音のような言葉をポロリと漏らした。五輪開幕まで7日で残り50日と迫る中、上川は「金メダルすか? いまんとこ見えてないです。入賞とか3位には必ず入るぞ、という気持ちです」とポツリ。日本の伝統階級を背負ってきた歴代の代表たちが決して口にはしなかった弱気発言をした。

 初代表入りを決めた翌日の5月14日には、メダル奪取を危ぶむ周囲の低評価を受け止め「見返してやりたい」と執念すら見せていた。だが、わずか3週間で決意消滅。百戦錬磨の指導者、吉村強化委員長も「見ててイライラする。“坊ちゃん1号”が考えてることは分かんねぇや。怒っても褒めても響いてこないし、肉食系のガツガツがないんだよ。新人類はよう分からん。つける薬がないよ…」と、頭を抱えた。

 今月3日の全日本実業団体対抗決勝の大将戦では、体重が自分より50キロも軽い吉田優也に背負い投げで一本負け。4日の合宿初日には篠原信一監督から「おまえ、代表の自覚あるんかっ!? また(五輪代表は)上川でええのか?と言われて、悔しくないんか」とカミナリを落とされた。

 人の話を右から左に聞き流せる男も、さすがにこたえたのか、ニヤケ顔を完全に消して練習に集中。「もうやるしかない。やり切る」と無駄口もなかった。伝統階級の自覚を促すかのように練習には井上康生コーチが、ほぼつきっきりとなった。「2年前より1年前。1年前より今という感じ。やる気、姿勢は見える」と篠原監督。低評価のままの“未完の大樹”で終わるかは、残り50日にすべてがかかっている。

最終更新:6月7日(木)8時3分

こういういいかは失礼なのかもしれないが体の割には神経は繊細なのかな。
兎に角頑張れ!!

暗黒の稲妻